今日は、山で一作業していると、伐倒木の下に・・・
コガタブチサンショウウオ!
しかも・・・
2匹も発見!
2008年から「コガタブチサンショウウオ」と「ブチサンショウウオ」に分けられました。
なので、古い図鑑だと「コガタブチサンショウウオ」は載っていないと思います。
コガタブチサンショウウオは・・・
中部地方・近畿地方・四国地方・九州地方のに生息し、山地の源流域やその枝沢周辺、林内の林床で見かけます。
体長は8~15cm。
一方、ブチサンショウウオは・・・
中国地方と九州地方北部のみに生息します。
形態的や遺伝的な研究が進み、これまで同一とされていたブチサンショウウオが、コガタブチサンショウウオとブチサンショウウオに分かれたとのこと。
どちらも流水性のサンショウウオ。
ブチサンショウウオは見たことありませんが、今まで、コガタブチサンショウウオは林床でよく見つけました。
以前、奈良県にいたときも、天川村の標高1300mの林床で見つけたことがあります。
今日の場所(和歌山県旧大塔村)は、標高400m程度の林床で見つけましたが、標高約1100mの大塔山(和歌山県)でも見つかっていますし・・・
流水性というものの、近くに川が流れていない林床や尾根でも見かけます。
あまり、川の近くで出会ったことがないゆえに、「頑張って、ここまで歩いてきたのかな?・・・」と、いつも不思議に思います。