Oct.5(Sat.)
■今日という日。
冷蔵庫に残っている食品で簡素な朝食。
昼食で、冷蔵庫がすべて空になる。
冷凍庫の霜取りをし、電源を落とす。
よく考えると、冷蔵庫ぐらいだ、
使い始めてから一度も休むことなく働き続けている家電は。
スゴいな、冷蔵庫って。
冷蔵庫の搬出準備の間は読書や台本書きを少々。
早めの夜、『㐂八』で、軽めの夕食。
帰還して、犬と二次会。
今日観たもの。
『結婚するって、本当ですか』第1話。
10月期アニメの1本目。
偽装結婚という演り尽くされているテーマ。
予想を裏切り期待に応える展開はまだあるのか。そこだなあ、注目点は。
『負けヒロインが多すぎる!』
思うところがあり、あらためて見直すことにした。
『歌う船[完全版]/アン・マキャフリー』(40)読了。
旧版が出た時、話題になったので読んだが、高校生の僕には面白さがわからなかった。
今回、新訳を読んで、なぜ当時の僕が面白いと感じなかったのかがわかった。
「外殻人」のアイデアは凄い。
しかし、展開する物語は、60年代に書かれた作品だとしても、クラシックな印象が強い。
だから、高校生の僕にはピンと来なかったのだろう。
今回は、前回よりは楽しく読み進めていったが、
それでも「傑作だ」と絶賛したくなるほどではなかった、途中までは。
しかし、今回新たなに加わえられた2作を読むと、作品の印象が大きく変わる。
最後の「船は還った」の切なさ。
これは最初から読み進めてきた者だけが得られる感動。
第一作の「船は歌った」の発表が1961年。「船は還った」が1999年。
歌う船・ヘルヴァ、38年の長い旅がもたらしてくれた感動ですね。
