ブログを書かない癖がすっかり身についてしまった。
10月の記事はなんと2本。過去最悪ではないか。
決して眠っていたわけではなく、名古屋ではCOP10が駆け抜け、
連日その関連記事やフォーラムを追うのに忙しかったし
島根や岡山の山中に聞き書きを伝道に行ったりなどと
右往左往していた。
トムラウシ山の遭難はなぜ起こったか
という本がやっと図書館からやってきて
遭難の経緯とガイドの証言を読んだ。
誰がどう悪いなどということは一言では言えないが
このツアーを催行したアミューズ社のガイドが、
2004年頃には日当1万5千円で雇われていたことを知り
驚く。
(トムラウシの遭難が起こったのは2008年であり、そのときの日当については書かれていないが、それほど大きく違うとは思わない。このツアーではガイド3人と参加者15人、計18人のうち8人が亡くなった)
一桁違わないか。
人命を守ることが最大の目的であるガイドに、それはないでしょう。
もちろん電車やバスを運転することにも人命はかかっているけれど
山岳ガイドというのは現場でのすばやい総合的判断力が求められる、専門的知識を有する難しい仕事だと思う。現場の状況は毎回違う。
恐らく下見や準備をする業務には謝金は支払われていない。
なぜなら、そのときの主ガイドで責任者だった人(亡くなった)は、
トムラウシ山に行ったことが一度もなかったからだ。
下見の日当と経費が払われていれば、当然ガイドは義務としてそれを行ったであろう。
同行していたもう1人のガイドはさすがに行ったことがあった。
現場に一度も行ったことのない人がなぜガイドができるのか不思議でならない。
というか、ガイドとは現場案内人であると思うのだけど。
さらに、現場に持ち込まれたテント(使われることはなかった)は、同社の別のツアーからぬれたまま現地に直送されていて、
ツアーが始まって山に登った1日目に、山で干して、点検を行ったという。
ありえない。ダメなテントだったらどうするつもりなのか。
お金がすべてではないが、そのような雇われ方なら、仕事を軽く見てしまうこともあるだろう。会社がガイドにそれほど重要度を感じていないということの現われだと思われても仕方ない。
10月の記事はなんと2本。過去最悪ではないか。
決して眠っていたわけではなく、名古屋ではCOP10が駆け抜け、
連日その関連記事やフォーラムを追うのに忙しかったし
島根や岡山の山中に聞き書きを伝道に行ったりなどと
右往左往していた。
トムラウシ山の遭難はなぜ起こったか
という本がやっと図書館からやってきて
遭難の経緯とガイドの証言を読んだ。
誰がどう悪いなどということは一言では言えないが
このツアーを催行したアミューズ社のガイドが、
2004年頃には日当1万5千円で雇われていたことを知り
驚く。
(トムラウシの遭難が起こったのは2008年であり、そのときの日当については書かれていないが、それほど大きく違うとは思わない。このツアーではガイド3人と参加者15人、計18人のうち8人が亡くなった)
一桁違わないか。
人命を守ることが最大の目的であるガイドに、それはないでしょう。
もちろん電車やバスを運転することにも人命はかかっているけれど
山岳ガイドというのは現場でのすばやい総合的判断力が求められる、専門的知識を有する難しい仕事だと思う。現場の状況は毎回違う。
恐らく下見や準備をする業務には謝金は支払われていない。
なぜなら、そのときの主ガイドで責任者だった人(亡くなった)は、
トムラウシ山に行ったことが一度もなかったからだ。
下見の日当と経費が払われていれば、当然ガイドは義務としてそれを行ったであろう。
同行していたもう1人のガイドはさすがに行ったことがあった。
現場に一度も行ったことのない人がなぜガイドができるのか不思議でならない。
というか、ガイドとは現場案内人であると思うのだけど。
さらに、現場に持ち込まれたテント(使われることはなかった)は、同社の別のツアーからぬれたまま現地に直送されていて、
ツアーが始まって山に登った1日目に、山で干して、点検を行ったという。
ありえない。ダメなテントだったらどうするつもりなのか。
お金がすべてではないが、そのような雇われ方なら、仕事を軽く見てしまうこともあるだろう。会社がガイドにそれほど重要度を感じていないということの現われだと思われても仕方ない。