山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

七草粥

2011-01-07 | 植物
七草粥を作らなければと慌てて草を採りに行ったのだけれど
考えてみれば旧暦でやったほうがいいことを思い出し
草は採ったけれど中止

驚いたことに、ナズナの花が咲いていました。
この寒いのに!
花が咲くということは、「とうがたつ」ということであり
その分葉っぱはまずくなっていると常識的には考えられる。

昨年、産直市場グリーンファームで
ナズナを野菜としてたくさん売っていました。
ふさふさ茂った見事なものでした
が、うちの横に生えているのはちんちくりんのロゼットです。
ナズナには2系統あるらしい。そんな話を聞きました。

セリはよく茂っていました。いい香りでした。

ダイコンの葉じゃなくてタネツケバナの葉で代用しようと採ってきたけど
道すがら、近所の人の畑でダイコンとカブがあるのに気づいた。
タネツケバナはピリッとしてなかなかいいものです。
ちょっと噛んだだけでは何も味がしないのですが、噛み続けるとピリッとくる。
ワサビもその仲間(アブラナ科)ですから
関係があるのか。ワサビもおろしたり刺激を与えないと辛味が出ません。

ホトケノザ……コオニタビラコは最初から探すのあきらめ
前に生えていた場所はちょっと遠くて。
旧暦の七草までに見つけておきたいけれど
その場所で見かけたのは1年きりで、翌年にはまったくなくなっていた、不思議。

コオニタビラコは群生します。
あるところには、一面にあるのです。