山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

キジ、そして頭痛

2016-02-17 | めぐる季節と自然

目を上げると、窓の外をキジがひょこひょこ歩いていました。
キジですよ。あの、胸から首にかけて緑の玉虫色で、首が濃紺で、目の回りが真っ赤な、華麗なキジです。
それが目の前3mぐらいのところを歩いているのです。
まるで飼っているニワトリのような歩き方です。向こうは私に気づいていませんでした。
窓越しに生き物を観察する自然公園みたいです。

キジがうちの庭を歩くのを見るのは初めてのことです。
けれど同じような仲間のコジュケイはよくあります。
先日、そのキジと同じ場所を、コジュケイ一家が歩いていました。
数えると、6羽です。
どれも大体同じ大きさなので、家族構成はよく分かりません。父母とその子ども4人なのか、
全部きょうだいなのか。あるいはもしかして他人なのか。
コジュケイはいつもグループ行動をしています。

キジもコジュケイも食べるとおいしいのだと思います。
大昔の人なら、あんな体の大きな生き物が目の前を通ったら、喜んでつかまえて食べたことでしょう。

子どもの頃はキジはすごく珍しいものだと思っていました。自然度の高いところにいるのだと。
しかし、そうではなく、キジは畑の横の草むらなんかによくいるようです。
山の中の薄暗いところよりは、明るく開けたところを好みます。

一方、キジとよく似たヤマドリは、山にいます。その名の通りですね。
スキー場のあるようなあたりを車で走っていると、よく横切ります。
ヤマドリは尾がとても長いことが特徴ですが色はきわめて地味な茶色です。
でも、食べるととてもおいしいらしいのです。
猟師さんの話を聞くと、ヤマドリは獲物としてよく登場します。


月曜日は好調で頭痛は脱したと思ったら、きのうは結構ひどく
先発トリプタン製剤マクサルトを飲みました。333円が飛びました。
効いてくるのは若干遅かったですが、一応効いていたのだということが分かりました。
なぜなら24時間後、薬が切れる時間にまた痛くなったからです。
それほどひどくはないので、仕事をします。

写真/徳島県木島平 2014年