山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

キク科の花と落花生畑とため池のことなど

2017-07-22 | 植物
キク科の花の管状花について書こうと思ったけど
百日草については研究不足だということが分かり
次回以降に見送ることにした。

百日草がとても好きです。
百日草は、種を蒔いた年はきれいだけど、翌年からのこぼれ種のは色も形もさえなくなります。
F1種なんでしょう。
色はくすんだマゼンダ色に統一される傾向です。
原種を見てみたい。

家の裏の方には、以前にはなかった落花生畑がやたら増えています。
おそらく1軒の農家さんがあちこちに植えているんだろうと思います。


このあたりは昔はなかなか水の得にくかった丘陵地で、
少し離れたところには落花生を特産とする昔からの農家があります。
ため池が多いのも水が得にくい立地だったためでしょう。

そのため池も、この1年で2つもつぶされ宅地化されました。
もっと離れたところでもつぶしていて、そこは畑にされています。

ため池の周りにはシデコブシ、サクラバハンノキ、クロミノニシゴリ、カザグルマ、ハナノキなどが生え、とてもいい感じなのですが、
田んぼをやる人もいなくなったり、そもそも用水が完備しているのだから、
不要だと思われて、今後も容赦なくつぶされていくかもしれません。