山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

スイカと塩

2017-08-12 | たべもの・台所
よく晴れて空は青いけれど、ときどき雲行きがあやしくなって雨がぱらついたりする。

2週間近く前に叔父が送ってくれたスイカをやっと切って冷蔵庫に入れることができた。
とても甘い。
スイカを切ると冷蔵庫にどうやって入れようという問題が起こる。
家族が4人とか5人とかなら一度に全部食べてしまうのだろうけど、
スイカと冷蔵庫の問題に悩む家庭は多いのではないだろうか。
この頃、冷蔵庫がもう一つ余分にほしくなっている。
けれど冷蔵庫の置き場所にも悩むし、冷蔵庫も高いので、やはり冷やさない保存に努めるしかない。

なかなかスイカが入れられなかったのは、メロンが入っていたからだ。
そのメロンは、叔父と同じ集落に住む叔母が送ってくれたものだ。
普通はスイカもメロンも切ればあっという間に食べてしまうのだけど
今年は7月頃結構涼しかったことと、外仕事があまりできていないことから、
体を冷やすメロンをなかなか食べられなかったことが原因である。

最後に残っていたメロン4分の1を、隣の奥さんが側溝に落ちて軽いけがをしたのでお見舞いにと持って行った。
そんな機会でもなければ、4分の1などという半端なものを持っていけない。
ちなみに、メロンを処分したかったわけでは断じてない。すごくおいしいメロンだったので
大事にいただこうと思っていた。
けれど、あまりにおいしいので、やっぱり隣の人にもあげようと思ったのだ。
結果、すごく喜んでもらえた。

で、叔父にもらったスイカをやっと冷蔵庫に入れられると思ったら、
隣の人がお返しにと、スイカを4分の1持ってきた。

そちらを優先して冷蔵庫に入れました。


叔父がくれたスイカが、日が経つにつれ味が落ちるのではないかとやきもきした。
けれどとてもおいしかった。
採れたてはもっとおいしいのだろうか。

鍼の先生が、スイカには塩をかけた方がいいと言うので
そうすることにしている。
おそらくスイカを食べることで体外に塩が出るから
塩分を補充するということなんだろうと思う。
スイカに塩をかけるのには理由があるんだと知った。

ちなみに、中国人は砂糖をかけると思う。

親戚の人がスイカやメロンを送ってくれる自分は幸せだ。
スイカとメロンで夏を感じる。毎年のことだ。
これが終わると季節は秋に向かっていく。
昨日ツクツクボーシが鳴いた。