ダンコウバイ(クスノキ科)は10月の終わりにいち早く黄葉した。その分早く散るのかと思ったらそういうわけでもなく、まだ枝に残っている。
10月下旬
チューリップ型の葉で、基部から葉の先に向かう葉脈が中心と両横に2本、これを三行脈(さんこうみゃく)という。
クスノキ科の木は大体三行脈である。けれどこんな幅広の葉のものはほかにはあまりない。大体楕円形や披針形という細長い形をしている。
これが色づき始めると、ついに紅葉シーズンが始まったか、と思う。
そして、少し色づいた後、鮮やかなムラのない真っ黄色になる。
11月上旬
こんがりしてきた。いい感じに焼けたパンケーキというか、トーストというか、おいしそうな色である。
11月中旬
しわしわしてきた。
本日(11月下旬)
こんがりしつつ頑張っている。すっかり水分が抜けて、うるおいがなくなり、身につまされる。保湿してあげたい。
3日も雨が続いた。樹々の葉はおおかた落ちてしまったけど、まだカエデやツツジなどが枝先に残ってかろうじて彩りを添えている。
いよいよ寒くなってきて、考えるとつらい。
暑くてもつらいけど、寒いのは寂しくてつらい。
★山麓朝散歩(動画)↓ ヒヨドリ、ヤマガラの声など