今年は愛知県の何カ所かへ行って
聞き取りをする機会に恵まれている。
先日は豊田市で矢作川とかかわってきた人の話を聞いた。
40年ぐらい鮎釣りをしてきた人。
昔は川がやわらかかったということ。
今は川底の石が石垣のように硬く組み合わさってしまって、
大水が来ても全然動かないらしい。
おまけに、ダムができて、砂が流れてこなくなった。
加子母の粥川さんも先日書かれていた。
昔は年に1度洪水があって、川の石が大きく動き、
川はそうじされてきれいになったこと。
川の石がこすれあって、石のコケが取れて川が白くなること。
そういう洪水は役割を果たしていたこと。
洪水も当たり前の自然現象であること。
被災する人が出れば災害と呼ばれるのだけど
そういう自然現象がまるで「あってはならないこと」
「起こるのが異常なこと」のように
捉えられるようになったのは、いつからなのだろう。
先進国の人間は大事なこと忘れてしまったのではないか。
聞き取りをする機会に恵まれている。
先日は豊田市で矢作川とかかわってきた人の話を聞いた。
40年ぐらい鮎釣りをしてきた人。
昔は川がやわらかかったということ。
今は川底の石が石垣のように硬く組み合わさってしまって、
大水が来ても全然動かないらしい。
おまけに、ダムができて、砂が流れてこなくなった。
加子母の粥川さんも先日書かれていた。
昔は年に1度洪水があって、川の石が大きく動き、
川はそうじされてきれいになったこと。
川の石がこすれあって、石のコケが取れて川が白くなること。
そういう洪水は役割を果たしていたこと。
洪水も当たり前の自然現象であること。
被災する人が出れば災害と呼ばれるのだけど
そういう自然現象がまるで「あってはならないこと」
「起こるのが異常なこと」のように
捉えられるようになったのは、いつからなのだろう。
先進国の人間は大事なこと忘れてしまったのではないか。