山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

ヒトツバタゴ真っ盛りのその日に

2012-05-24 | 植物
昨日瀬戸方面から中津川に帰る道
R363土岐や瑞浪山中の国道沿い、ヒトツバタゴの並木がたくさんあって
満開だった。
この道沿いにこんなにヒトツバタゴの並木があるとは知らなかった。

ヒトツバタゴは白くてサラサラしていやみのないいい花だ。
葉の感じもきれい。
葉の時期のほうが長いから、葉の感じは大事だ。


私の住んでいるところにはヒトツバタゴの自生がところどころにある。
恵那市の笠置山麓にも有名な木がある。
私はその満開を見たことがない。
名古屋に住む知人・深谷勇次郎さんが、毎年とても気にして、見に行きたいと言っていた。
そこは少し標高が高いから、まだこれから1週間ぐらいあとになるのではないかと思う。

しかし、その人が、今日、永眠した。
いつもさりげなく支えになってくれる、大切な人だった。
大きなものがなくなってしまった。

本人はやたらハルニレにこだわっていたけれど、
私はヒトツバタゴの季節が来るたびに思い出すことになるのだろう。


いつも突然に来るその日。
私はあまりにも鈍感だ。
予感することができない。


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