山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

オドリコソウ

2016-03-08 | 植物

2月29日から、恵那山は眠そうである。空は雲一つなく晴れていても、少し霞んでいる。
いよいよ本格的に春がやってきた。
もはや、春の足音が聞こえているのではなく、そこらじゅうで春がとことこ歩き回っている。
水仙の芽もにょきにょき出ているし、スミレもこっそり咲き始めている。

瀬戸内海の島で、オドリコソウを見つけた。
群落になって生えていて、わずかに花があった。
オドリコソウは図鑑でしか見たことがなかった。そんな植物に出会った時には、「あっ」としばし立ち止まる。
そしてとても嬉しくなる。

外来種のヒメオドリコソウはそこらじゅうで見かけるし、家の庭にあれば片っ端から抜いてしまうけど
在来種のオドリコソウは見たことがなかったのだ。
昔はうちのまわりにもたくさんあったものなのだろうか。

写真右下の、花がいくつも輪になっているのがオドリコソウ。
左側にすっくと立っているのはヒメウズ。ヒメウズは比較的暖かい(寒くない)ところで見る。特に瀬戸内海の島では必ず見ると言ってもいい。私の住む市では見たことがない。

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