山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

ホトトギス、柳絮

2019-05-21 | めぐる季節と自然
ホトトギスが到来した。
去年は特別早く5月8日に記録があるが、それ以外のここ数年は
大体5月15~20日ころ到来に気付いている。
いつも同じのが来るのだろうか。

ホトトギスには雨が似合う。
今朝も強い雨だった。


庭に勝手に生えてきているアベマキに、大量の何かの幼虫がついていた。
すごく気持ち悪い。茶色くて親指ぐらいの長さだ。
知り合いの蝶の研究家に聞くと、そのように大量にかたまってつくものは
蝶ではなく蛾だそうだ。
殺虫剤をかけてやりたかったが、小鳥の餌がなくなったら困るだろうと思い
躊躇した。
5㎝ほどもあるのなら終齢だろうというので
まもなくいなくなるだろうと思って、見ないことにしたが
1本の方は、いなくならずに、広がっている。
もう1本の方はいなくなっていた。
(しっかり見ている……)

早く小鳥が気づいて、大勢でやってきて、食べつくしてもらいたい。
今日来たホトトギスなど大型だから格好の餌になると思うのだけど。
けれどホトトギスが庭先に来たことなど、今までに一度だってない(と思う)。

ホトトギスは高いところを飛んでいるが、意外に低いところに住んでいるらしいので
本当に、来てほしい。


写真。
雪のように舞う、白いものは、柳絮(りゅうじょ)。
柳の花の綿毛だ。
漢詩にうたわれている。
上から降って来るのではなく、下から上に舞い上がっていく。
5月の風がさわやかない吹いていた。
ゴールデンウィーク中の木曽川べり。
左下の木が、川原に生えるヤナギ。


 (写真/2019年5月上旬 中津川市・南木曽町境の木曽川 道の駅賤母の前)

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