山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

朝露の中のムラサキツユクサ

2013-05-22 | 植物

一日中暑くなく寒くなく、本当に心地よい。
素足で床を歩くのも気持ちいい。
朝起きたとき、気温が快適というのは何とすばらしいことか。
寒くないところで暮らしたいとつくづく思う。

ホトトギスも初到来以来毎日順調に啼いている。
ホトトギスが啼かなければ、啼くまで待つしか、現実にはなす術がないと思うけど
いかがだろう。

ムラサキツユクサがもう咲いている。花期の長い花だ。
地下茎で増えて、とんでもない離れたところから芽を出す。
朝の光の中で、とてもきれいだ。

どうしてこういう名前なのかが分かった。
本当に朝露におおわれてきらきら光っているのだ。
まるで雨上がりのように。
けれど、雨は降っていないし。
そして、ほかの植物にはそんなに朝露はついていない。
つまり、この植物が水を出しているのだと思う。
そういう植物はいろいろある。
朝、葉に水がついている草とついていない草があるのだ。

隣で咲いている芍薬には、全然水がない。

ムラサキツユクサは、早朝見るに限る。
そして、午後になると早くもしぼんでしまう。



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