山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

ユウスゲのレモン色、カンゾウのオレンジ色

2017-08-15 | 植物
夕方まで天気がもつのかと思ったら、早朝からしとしとと、しっかり雨が降っている。窓から入る空気が冷たい。25度。
昨日まで30度ぐらいだった。
25度だと暑くもなく寒くもなく快適だ。

いつの間にかホトトギスが啼かなくなった。
啼かないだけでどこかにひそんでいるのだろうか。
それとも南の国に帰ったのだろうか。
立秋も過ぎたら啼かなくなるようだ。


今年はユウスゲの花をいつもよりよく見る気がする。
家の裏の方の田園地帯に夕方散歩に行くと、田んぼのぼた(このあたりでは法面のことをそう言う)にかなり咲いている。カンゾウよりも多い。
ユウスゲというだけあって夕方花開き、朝には散っている。
このレモン色が大好きだ。
何とか種を採って庭に植えてみたいと思うけど、草刈りをされたらすぐになくなってしまう。常に目を光らせていないといけない。いったいいつ頃熟すのだろうか。
ときどき茎に真っ白にアブラムシがたかっているのを見かける。
かなり気持ち悪い。

一方で、オレンジ色のカンゾウ(ノカンゾウ)は、全国的にはそんなに多くはないらしいけど、このあたりではヤブカンゾウより主流だ。あるいは、ヤブカンゾウは生えていても花が咲く前に草刈りされてしまって、花芽がなくなってしまうということなのかもしれない。確かに葉は十分によく見かける。



ヤブカンゾウは花が咲くとかなり草丈が高くなり、カンナみたいに見事だ。花びらも太くてカールしていて、力強さがある。

カンゾウ(ノカンゾウ)は楚々として涼しげだ。断然ノカンゾウの方が好きだ。これも庭にあったらいいなと思う花。

早く庭をきれいに手入れして植えてみたい。

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