山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

梅雨空、荒れる畑

2017-08-16 | めぐる季節と自然
雨は今日になっても降りやまず、午前中はかなり降った。
梅雨と変わらない。季節的には秋雨と言ったほうがいいかもしれないが、この蒸しっとした感じはやはり梅雨のようだ。

家庭菜園のミニトマトが赤くならずに割れて腐っていく。
キュウリの葉も茶色くなって腐っていく。
自分のところのだけかと思ったら、ほかの人の畑でも同様で
「もうダメだねー」と今日も近所の人と会話した。

それでもキュウリやらナスやら一応採れている。


うちの下の畑は1反ぐらいの土地を1畝ずつに分割して、周辺の住宅の人が借りている。借りている人もどんどん高齢化してきて、放棄されている区画がいくつかある。
長い間、3畝ぐらい借りていた人が、2年位前に1畝を手放した。そして、今年作っていたところが、日に日に草に覆われていっている。
作っているマクワウリやキャベツも、収穫されずに放置されて、腐っていっている。
どこか体が悪いんだろうかと思う。私の父と同じ年なので、もう80代も後半だろう。とても優しくて、無口で、そこの畑の中で私が一番好きな人だ。よく野菜をくれたものだった。
花も大好きで、オミナエシ、ユリ、キク、グラジオラスなど、いろいろな宿根草を植えて世話をしていた。
心配だ。

いつもきれいだった畑が荒れていくと、やはりさみしいものがある。
私の畑は、いつも荒れているからいいけど……。
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