一昨日坂折棚田に行ったら、サンコウチョウが鳴いていました。
日本の三鳴鳥といわれています。
サンコウチョウと、ホトトギスと、ミソサザイ。なるほど、異論ありません!(と言い切っていいのか!)
棚田の上の大きな杉の木から声が聞こえてきた。前に、坂折から山ひとつ越えた飯地でも、大きな杉に巣をかけていた。そのときはしばらく杉の木の下で見ていたけど、姿が確認できなかった。尾の長い姿、見てみたい。
サンコウチョウの声は「月日星、ホイホイホイ」と聞きなしされる。これがちょっと珍しく感じる。たとえば、平安文学などで、星が登場するところは、あまり記憶がない。月はたくさんあるけど。日本人はどのように星を愛でてきたのだろうか。七夕だって、中国から来たものがたりをあてはめたもので、本来の日本の民間では、お盆と水にまつわる行事だった。
山里文化研究所は、もうすぐサンコウチョウのさえずりを毎日聞けるようになるかもしれません。