桜吹雪
2007-04-27 | 植物
自宅の横にはヤマザクラが数本ある。今日はいっとき風が強く、見事な桜吹雪となった。本当に、吹雪のように、花びらが流れ降ってくる。
歌舞伎の桜吹雪は、ヤマザクラなんだろうか、それとも江戸時代ならもうソメイヨシノだったのか、と、窓の外の桜吹雪を見ながら、ふと考えた。
この時期の我が自宅は、一年で最も美しく、日々窓の外の景色に目が離せない。
まずコバノミツバツツジの濃桃色が家の周りをとりかこみ、それから白いボケやらレンギョウやらが咲き乱れ、次に白っぽい山桜と色の濃い花桃が「春色」コントラストを見せてくれる。いつのまにかキリシマツツジも満開になっていた。
その次は、コナラ、アベマキの新緑となる。そしてサツキ。
蚊やらブヨやらが出てくる前のこの時期は、心ゆくまで雑木林の日々が楽しめる。
そういえば、昨年のGWに、東名の渋滞に耐えられなくなって、音羽蒲郡で東名を下りて、東海環状道の豊田松平インターまで山道を走ったときに、5月なのにまだ桜が咲いていたのを思い出しました。
こちらはヤマザクラを追ってカスミザクラが咲くので、長い時期いろいろな桜が楽しめるのです。山ではまだ遅い桜が咲いています。そして、ウワミズザクラの時期になりました。
今はミヤマガマズミやアズキナシも白くてきれいです。