山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

芋切り干し

2012-12-20 | 山里

昨日、知人が打ち合わせに来てくれて、芋切り干しを持ってきてくれました♪
まだいただいていませんが、芋切り干しは自然の甘みでおいしいものです。

写真は長崎県小値賀島の芋切り干し、現地名は、かんころ。
とはいってもかんころとはサツマイモ全般を指す言葉のようです。

小規模にちょこちょこと屋敷の玄関の横なんかに並べている人もありますが
かんころ干し場を作って盛大にやっている家もあります。

かんころのことは以前に書いたのでこちらで。その1 その2

五島列島あたりは風が強くてかんころ干しにはぴったりなのです。


ところでうちの母は「芋切り干し」と言っていましたが、普通「切り干し芋」ということが多いのでしょうか。きのう貰ったのには「干芋」と書いてあります。
「切り干し大根」も我が家では「大根切り干し」と呼ばれておりました。


写真/長崎県小値賀島(2005年)

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2 Comments

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Unknown (スガコ)
2012-12-22 17:22:42
こんにちは。

おいしそうなおいもですね。
こっちでは干し芋といいます。
徳島といえば、鳴門金時なのですが、意外や意外。
鳴門金時ではおいしい干し芋ができないのだそうです。
昔ながらの、それだけではあんまりおいしくないサツマイモがベストなのだそうです。
干すことで甘みがぎゅっと圧縮。
やわらかめで、甘みのある干し芋は大好きです。
本当においしい干し芋を作る方が、こっちにいて、
産直市で見かけると即買いです。
そして開けるともりもりもりもり。
幸せを感じながら、「ああ、もうなくなった…」と空になった袋を見つめ、つくづく我慢ができない女だとがっくりするのでした。

いもたこなんきん!
おなごはこの三つは我慢できないそうで、確かにと頷きます。
かんころもちもおいしそう。
かんころ、という響きがおいしそうです。
返信する
ほしいも (清藤奈津子)
2012-12-25 14:02:18
ああたしかに、ほしいもが標準語かも。
ちょっとあぶって食べるとまたやわらかくなっておいしいですよね。
やわらかいのは食べ過ぎちゃうのでキケンです。
返信する

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