やっと試験走行ができるだけの準備が整いました。
バッテリーはほぼ満タン状態だったらしく、一分もせずに満充電となり、チューブタイプのロケットで酷かったセルのバラツキとは対照的に2つとも誤差無しの優等生。
ケーブル変換コネクタを恐る恐る装着し、アンテナと干渉しないよう注意です。
因みに受信機から出たアンテナ線はベルトや他の信号線と干渉する恐れがあったため、小径の熱収縮チューブで要所をガードしてから縦のパイプへと入っています。
勿論、カーボンデッキと干渉する恐れがある部分もガード。
ヨーロピアンコネクタは結構キツく、バッテリーから抜ける事は無さそうですが、抜くのは結構大変です(汗。
久しぶりにプロポをキャリングケースから出し、モデルをTA05V2にして電源ON。
そして車体側のスイッチをON。
ピロリロリィ~ン♪
可愛らしいチャイムと同時に準備完了。
先ずはサーボ、ステアリングを動かして短くカットした端子が正常に繋がっているかを確認。
うん、とりあえず大丈夫そう(汗。
シャーシを浮かせた状態でスロットルのチェック、前進、後進、ブレーキ。
これも問題無さそう。
既存のカーボン混入とはいえ樹脂のバスタブシャーシと異なり、プレーンなカーボンデッキを金属ブリッジによって高い精度で固めたソレは寝ぼけた目が覚めるほど「別物」。
モーターがどの回転で回っても静かでクールな表情を見せます。
明らかにTA05V2のIFS化によるフロントヘビーとは違って、リアに寄ったモーターとマウントのせいなのか前後の重量バランス、悪く無さそうな感じです!
配線の取り回しの下手さとIFSが無ければ上位のTRFシャーシにも似たそのルックスは迫力十分、ってかビビってしまいます(笑。
オリジナルがモーターのお尻以外が全て樹脂のバスタブシャーシ内に納まっていたのに対し、このテックのコンバージョンキットではほとんどの搭載物がロアデッキから外にはみ出します。
贅肉を削ぎ落としたとでも表現するのでしょうか、何だかワクワクしてきます。
定価ではとてもとても手が出ないコンバージョンKITですが、特価であの値段ならチャレンジしてみる価値は十分ありそうな予感がします。
上級者用のシャーシは5万以上なんてザラ。
私が使いたいボディが搭載できるIFSタイプはほぼ皆無。
インボードFサスが必要で、尚且つ上級並みの構造を求めた時こいつは面白い選択肢なのかもしれませんね。