草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

学校で、あいさつ運動 取り組み中

2009年04月21日 | コドモにまつわるあれこれ
あいさつって、基本中の基本。

ここから 会話が始まりますし、あいさつを交わしている内に

知らない方とも顔見知りになれると思うのです。

  おはよう!

  こんにちは

  いってきます!

  いってらっしゃい、気をつけて


「おはよう!」って気持ちよくあいさつができると、
気持ちがいいですよね。

子ども達から「おはようございます!」と
気持ちよくあいさつされると、
聞いてるこちらも、元気をもらえます。

反対に、元気のないあいさつがくると
「なにか あった?」
と気になります。


男の子には こちらから

  うっす!

  よお!

なんていって びっくりされることも(笑)


  ありがとう

  ごめんなさい

  ただいま!

  おかえりなさい 


これもあいさつに 入るらしいです。


学校から来たプリントを読んだら、

たかがあいさつ でも あいさつが交わされる地域は
コミュニティーが活性化して あたたかく こどもも健やかに育ち
犯罪率も低いんだそうです。

へぇ~・・。

あいさつの効果、深いなぁ。

『キリスト教は邪教です!-現代語訳「アンチクリスト」』ニーチェ:著 適菜収:訳

2009年04月21日 | 本棚
クリスチャンの方に、ごめんなさい。
読み終わって、まだ興奮しています。

  ニーチェ、スゲェ~!
  訳者の方、スゲェー!

危険で、スリリングで、痛快な1冊。

   『キリスト教は邪教です!-現代語訳「アンチクリスト」』
   ニーチェ:著、適菜収:訳
   講談社+α新書、2005年

こんなものの見方があったのか!という驚きで一杯です。
しかも、18世紀、裕福な牧師の子として産まれた哲学者、ニーチェ。
成人するまでは、毎日のようにキリスト教的価値観の中で育ったはずです。

なのに、それなのに、「キリスト教は有罪です」と
堂々と言ってのけてます。
イエス・キリスト本人のことは、批判の対象にはなっていません。
むしろ、教えを行動で表した人として、尊敬の念すら文面に感じます。

では、なぜキリスト教は有罪か・・?

それは本書をお読み下さい。

      


現代にも通じる部分、感銘した部分を、ほんの少しだけつまみ食い的に引用します。

・私たちは再び、人間をスタートラインまで戻して、「人間は動物である」と考えました。人間はこの地球上で一番強い動物です。なぜなら人間が一番ずる賢いからです。
 しかし、それは必ずしも人間が一番進化しているという意味ではありません。そう思ってしまうのは人間のおごりです。自然界の生物は、どれも人間と同じように、完全な形にできているものなのです。
 他の動物たちに比べてみれば、人間なんて、むしろできそこないのほうかもしれませんよ。それは人間が本能を踏み外してしまった動物だからです。


・キリスト教の敵は、「現実」です。なぜなら、彼らの思い描いている世界と現実はあまりにもかけ離れているからです。
 彼らは現実がつらいから逃げているにすぎません。
 彼らは苦しんでばかりいたので、すなおに現実を認めることができなくなってしまったのですね。
 それが作り物の道徳や宗教の本質です。

・(ローマ文明をキリスト教が破壊した、という話の後で)
 すべての文化や学問の前提となる科学的方法は、すでにそこに存在していたのです。
 自然科学は、数学や力学と手をとりあって、順調に発展していました。「事実をきちんとつかむ」という、もっとも価値のある究極的な感覚が、すでに数千年の古い伝統となっていたのです。
 皆さん、おわかりになりますでしょうか。
 大きな仕事に手をつけるための、すべての本質的なものが、すでに発見されていたのです。
 もっとも本質であり、もっとも難しいもの。習慣やなまけ癖を乗り越えて、やっと手に入れたもの。(中略)自由なまなざし、慎重な手法、ささいなことについての忍耐と真剣さ、認識の正直さ、これらものが二〇〇〇年以上も昔に、すでにあったのです。

      


ニーチェは、哲学者であると同時に、文献学者でもありました。
当時の情報を得る手段は、文献(書物)であったようです。


ここで、ささいな疑問を感じます。

もしも、ニーチェが、中世ヨーロッパで起きた

   魔女裁判 や
   バラエティに富んだ 拷問道具の数々 があること

をご存じだったとしたら・・・?
当然、『アンチクライスト』で言及されているはず。
見解を聞いてみたかったな。

      


この本を読みながら、中学生の頃『旧約聖書』『新約聖書』を
岩波少年文庫版で読んだことを思い出しました。

「旧約」はエピソード満載でそれなりに面白かったけど
「新約」は、わけがわからなくて、中学生なりに習いたての言葉で「これが詭弁だな」、と感じた記憶があります。

そして、学生の頃、教養で取った「西洋思想」の講義で先生に勧められた、キリスト教の暗部と本質を示す小説『緋文字』ナサニエル・ホーソン:著 を思い出しました。
これは、暗くって、神父が汚くって、いやんなっちゃう話です。

      


追記です。

ある牧師さんのブログに、この本の書評が載っていました。
きちんと受け入れていらっしゃるところに、拍手!
http://saeru.shirayuri.ch/?eid=116802

今日はめでたいぞ♪

2009年04月20日 | 足元記 - 子育て等のじたばた と 楽しみ
宿題ネタです。

今日、ムスメは、1年の2学期以降初めて


  家に帰ってからすぐに宿題をしました!!


ひゃっほ~い♪

滅多にない理想通りのパターン。
やっぱり、やることやってから、遊ぶ方が
だんぜん気持ちいいじゃない??

よかったよかった♡

ムスメがこの気持ちよさを味わって、
宿題に限らず、「やるべきことをさきにやる」習慣が
身に付くといいなぁ。

宿題の量が、すこし減ったので、気分も楽になったのかも。

何しろ、プリントが片面印刷だもの(笑)

ほかのユニークな宿題
 
  ・学校の話を2つする
  ・明日の準備をする
  ・教科書等の、音読

は健在です。


    


1年生の間はいろいろあったし
ぶっちゃけ宿題の量も半端じゃなく多かったら
帰宅して、まずおやつで体力回復して、
遊んで気分の回復をして、「宿題やるぞパワー」を
つけてから取りかかっていました。

このパターンが出来上がるまでは、わたし、
恥ずかしながら、怒鳴りまくっていました。

3学期の宿題プリントは裏表印刷されていて、
100マス計算と漢字ドリルがありました。

この量で、集中すれば、プリントは40分程度だけど
集中しなかった日には、1・2時間かかることもあったな~・・。
子どもも親も大変でした。

でもそのお陰か、今年の2年生はすごい!と
いまの担任の先生からお誉めの言葉を頂いております。

保護者会終わりました☆

2009年04月18日 | 足元記 - PTA&読み聞かせ&卒対
保護者会が、16日の木曜日にありました。
クラスは1年生から持ち上がりです。

いつも通り、年初は、

  1・2年の全体会 → 学年全体会 → 学級会

の流れでした。

全体会では、担任の各先生方の紹介の他に、
校長先生のお話は、「こんな子どもを育てていきますよ」
という教育理念と、校舎改築の伝達事項。

学年全体会では、「2年生は、こんな姿ですよ」
というおおよその発達段階の説明。
これ、けっこう重要で、面白くお話しを伺いました。
それと、勉強する内容と生活のこと。

学級会では、担任の先生のあいさつと、
参加保護者銘々のあいさつ。
人前で話すって、いつもどきどきしてしまいます。

そして、PTAの委員会・係・当番決め。

一番仕事が大変な(?)委員会、それも
クラスのまとめ役である「学年委員」から
他の委員会、そして「係」、そして「当番」の順に
決めていきます。

事前にアンケート(それも委員会・係別)があり、
進行役の「学年委員」さんが希望を集計しておいて
くださったので、とてもスムーズに進みました。

わたし、「一輪車点検係」を違う学年のママ友と
一緒にやろうね、と約束していたのですが
じゃんけんに破れてしまいました(笑)

  (こういう決めごとの時、じゃんけんに【勝った】ひとが
  やるというのは、精神衛生にとてもいいですね♪)

なので、今年度新設の「学校公開週間受付係」を
立候補してさせていただくことにしました。
ひと学期に1回ある「学校公開週間」の受付をします。

仕事は1回1時間、日にちと時間帯が決まっています。
2名以上で、6名いると仕事分担して楽になれますよ~
とのことでしたが、6名つぎつぎに気持ちよく手があがりました。

  わたしの今年のPTAは、
  1年間に、たったの1時間のご奉仕です。
  よかった♪


それでも、終わったのは
予定の時刻より30分押してしまったけれど・・・
教室の外に出てみたら、2年生の他のクラスは、
まだ調整中でした。

そういえば、去年も、うちのクラスが一番早かったような・・。


つくづく、このクラスでよかったな~・・。

ついにきました、定額給付金

2009年04月18日 | 雲の上 - 否!主婦でも物が申せる世に
ちまたで噂の定額給付金制度ですが、

うちにも給付案内が来ました。

支給額の相場は、
だいたい1人あたり 12,000円だそうで、
うちもほぼその通り。


概算すると、給付総額は

 1億2775万人 × 12,000円 = 1兆5324億円

にも上ります。
財源はどっから?

      


1.5兆円あったら、何が出来るだろう~?

  ・人を雇って、水源涵養林や人工林の間伐?
  ・マンパワーが足りない学校に、人員補充?
  ・きちんと労働基準法を守る企業に、報奨金?
  ・介護労働市場の、待遇改善の原資?
  ・公園(冒険遊び場なら尚良)の、整備と拡充?
  ・年金制度の個人化?
  ・放課後の子どもの居場所を増やしてみる?
  ・溜まりに溜まった国の借金を、少しでも返してみる?

生活者の視点からは、こんな案しか出てこないです(^^ゞ

      


疑問や意見はありますが、汲々とした家計の足しに
いただけるものはありがたく
いただくとしま~す。

ファジイな猫紫紺ですみません。

保護者会シーズン

2009年04月15日 | 足元記 - PTA&読み聞かせ&卒対
いよいよ明日は、新学年初めての保護者会です。

ふ~・・。気が重いなぁ。
そう、PTAの委員会や係を決める日です。

去年は、家庭教育学級委員会をさせていただいて
やってみてわかったことは
相当「やりがい」のある委員会だったこと。

面白かったし、めちゃくちゃ
勉強にもなりましたが。


読書ボランティアのほうを継続する予定なので
委員会・係は、今年度は
パスしたいな~・・。というのが正直な心境です。

あ~~・・。
でも、保護者会を司会する立場の方は
もっと気が重いでしょうねぇ・・。

      


そうそう、このブログでも紹介しました

PTA再活用論』を 著した
川端裕人さんのブログ、「リヴァイアさん、日々のわざ」にて
その後の展開についても論考がときどき載っていますので
PTAにご興味ある方、よかったらのぞいてみて下さい。

  PTAに関する直近の記事:あんち?

『人間を幸福にしない日本というシステム』-カレル・ヴァン・ウォルフレンを読んで、ふと気付いたこと

2009年04月14日 | 雲の上 - 否!主婦でも物が申せる世に
今朝、家事をしていてふと気が付きました。

ウォルフレンが指摘していた
日本の「官僚政治」の弊害について、
なぜそんなことになったか…ということに。


日本の議会政治システムに欠陥があり、

  首相が短期間でころころ変わる

せいではないでしょうか??


  船頭(首相)が変われば、状況判断・船の行き先も当然変わります。

  船(国家)が迷走しては、大変困ります。

  ですから、舵の取り手(官僚、船のこぎ手かも)が、
  我らがしっかりしないと!とばかりに、
  頑張ってしまった結果の産物


…と思われますがいかがでしょうか??

      


やっぱ、日本にも 首相直接選挙制 を導入してほしい
と思うのは、私だけではないはずです。

ついでにいうなら、国会議員に定年制を導入してほしいな。


既得権益と権力をオジサマ方が手放すことは
と~~っても大変でしょうが・・・。

      


わ~い、言いたい放題 書いちゃった☆

このあいだブログにアップした
『人間を幸福にしない日本というシステム』
カレル・ヴァン・ウォルフレンの書評
はこちらです。

失敗クッキー

2009年04月13日 | ムスメライフ
ムスメがこのあいだお友達から
手作りのべっこう飴をいただいたので

お礼に、クッキーを作りたい!と言い出しました。

クッキー生地を昼間のうちに仕込んでおいて・・・
量は少なくていいから、レシピ適当でいいや、
なんて超いい加減に作ったら、

型抜きに向いていない生地でした(^^ゞ

ジンジャーボーイとモミの木のなれのはてを
ごらんくださ~い。

わはははは。

建築中の家が大好き♪

2009年04月13日 | つれづれノオト
わたし、何を隠そう、建築中の家が大好き♪

近所に中規模な宅地開発があって
ガンガン戸建て住宅が建っているところがあります。

昔、仕事をいただいていた
会社の物件なのもあって、足がふらふらと
寄っていってしまいました。

たまたま基礎検査をされていた
シニアの方がいらっしゃったので、
「こんにちは」とごあいさつ。

(あいさつは基本だよね~♪)

そのまま話がめちゃめちゃ盛り上がってしまい、
とても楽しかった(*^_^*)
でも、お仕事のお邪魔をしてしまったなあ。

『日本の貧困-家計とジェンダーからの考察-』室住 眞麻子:著

2009年04月13日 | 本棚
固くなったフランスパンにかじりつくようにして
時間をかけて読んだ本。

本の質が非常に高く、学術論文のようでした。

なんでそんな小難しい本を借りたかって?
図書館ネットの検索画面で書名だけを見て、
予約して借りたのです。
中身見て、「うひゃ~」ってなもんです。

率直に言って、男女問わず、政府の方々に
ぜひとも最後まで読んでいただきたいと思いました。


  『日本の貧困-家計とジェンダーからの考察-
   著:室住 眞麻子
   法律文化社、2006年

      


この本は、各国(主にヨーロッパ)と日本の
各種家計調査データを基に、論考が展開されています。

そう、室住氏は、精神的なことは何一ついわずに
客観的に比較でき、誰もがわかる、家計(お金)の数字と
着目点の解説のみで、いいたいことを論理的に
導いておられます。

客観的な調査データの表やグラフから、
あぶり出されてくるものは何か・・・?

家計を預かる主婦ならば、日々感じているはずのこと
を、わたしは読み取りました。

  子どもが小さいうちの主婦って、
  結構がまんしてるのよ。
  やりくり大変なのよ。

  育休なんてあっても取れないから、会社辞めなきゃいけなかったし。
  働きたくても保育園に子ども入れるのが大変だしねぇ。
  子どもが学校に上がるまでガマンしようかしら。

・・・て感じ?

もしもあなたがシングルマザーであるならば、
毎月のやりくりが大変という経済的なことのほかにも
なんらかの生きにくさを感じていらっしゃることと思います。

      


本書から、何をどこまで読み取るのかは、
ひとによって変わるかも知れません。

しかし、さらにいうと、
わたしが読み取ったものは、
日本にいまだ蔓延している(あるいは改善されていない)

  「女は男の付属物」という発想の社会保障システム
  「働かざる者食うべからず」の思想
  「稼いでいる人が偉い」という発想
  男女不平等の給与体系
  累進性が低く、不平等な所得再分配の実態

でした。

日本の実態は、しっかりした統計が取れている
約10数カ国の中で、まあまあ中程度の
位置を占めているようです。

そして、誰もが生きやすい世の中にするための提案が、
第7章に凝縮されています。
決して男性を攻撃するものではなく、軽やかに・・。

      



論理的考察の例として、本の序盤で、
ここ数年日本で起こっている「消費不況論」に
対するアンチテーゼを、家計分析をもとに行っておられます。

家計収入。

 ・賃金・給与
 ・個人営業による収入
 ・財産収入
 ・公的年金
 ・社会保障給付金
 ・その他


家計支出。

 ・税金
 ・社会保険

   ※たいていこれは強制的に引かれる支出ですよね。

 ・住宅ローンなどの借金返済
 ・水道光熱費
 ・食費
 ・子どもの教育費
 
   ※家計のなかで、優先的な支出ですよね。

などなどを引いていくと、比較的自由に使えるお金は、

  ほとんど残っていない状態!!

にあいなります。

  贅沢品をいろいろ買いたくても、
  暮らしていくだけで精一杯なんですよ。
  子どもの教育にもお金かかりますしねぇ。

というような町の声が、そのまんまデータに表れています。

      


各種家計調査の表は、
所得帯別、家族構成別、年齢別、妻が働いている場合は夫の収入比
などなど、データをあらゆる角度から
まとめあげたものがバンバン出てきます。


そして、所得を家族の誰にどのように使っていくか(再分配)の
優先順位をみると、妻が家計を握っていても
働き手の夫が第1位、子どもが第2位、
妻が最後になっています。

主婦って、がまんしてるでしょ??

そして、興味深いのが、どんなに貧乏でもお金持ちでも、
妻の所得がそのまま子どもの教育費に
移行している事実です。

このブログでも取り上げました

  「教育費をタダにせよ」-日経ビジネスオンライン
  親の所得格差が生み出す教育格差は亡国への道

という考察が、つい最近発表されました。
一見はリンクしない話かも知れませんが、収入に余裕があると
子どもの教育費に回る、という事実を示しています。


そしてもう一つクローズアップしたいのが、
貧困論です。

一体年収いくら以下が、貧乏といえるのでしょうか・・?
線引きは難しく、各種の貧困論を取り上げておられます。

ただひとついえるのは、
生活保護を受けている人たちの年間所得以下で
働いて暮らしている家庭がたくさんある、という事実があること。

ワーキングプアなんて、哀しすぎますよね。
でもみんながんばってる。

年間所得の構成比と、年間所得別の生活満足度調査、
なんてものがあったら、個人的には、みてみたいです。

論がさらに深まり、
「豊かさとはなにか」を考えるきっかけになりそうです。

(あ~~肩凝った(笑))

余計なことだけど、各種の表をみていたら
「じぶんのうちって・・・」と
哀しくなりました☆

      


【目次紹介】

第1章 家族家計・家計内個々人への収支配分・社会保障
第2章 不況下の家計消費―家計消費と福祉国家に関する予備的考察
第3章 家計のジェンダー化と貧困測定
第4章 ジェンダーと貧困における家計分析の可能性―経済格差と低賃金・貧困測定における個人の所得と世帯所得
第5章 母親の収入と子どもの貧困防御
第6章 近年日本における多層的な貧困測定
第7章 家計・ジェンダー・福祉ビジョン

『女性の品格』坂東眞理子:著

2009年04月12日 | おすすめ本
今更ながらに読んでみました、『女性の品格』。
わたしの尊敬する友人が「よかった」と
日記に書いてたのがきっかけです。

素直に、すごい本だと思います。

  『女性の品格 -装いから生き方まで-』
  著:坂東眞理子
  PHP新書、2006年

よくあるハウツー本のように読むこともできますが、
「品格ある女性に見せるためには、どうすればいいの?」というような
浅い読み方はして欲しくないなあ。

上等な女性が、これまでの仕事上や
家庭運営をされたご経験、その他もろもろの
ご経験と知識を総動員して、
「品格とは何か、生き方とは何か」について考えた
本物の論考だと思います。

それでいて、押しつけがましくなくわかりやすい。

内容は「装いから生き方まで」と、副題にもあるとおり、
身近なことがらから、人間関係、生きる姿勢までに至ります。

女性だけでなく、あまねく男性も、本書にある
「品格」を身につけたならば、サービス残業も癒着もなくなり
日本はいい方向へ変わることでしょう。

なるほど、ベストセラーになり、
「品格」という言葉が2006年の
新語・流行語大賞を受賞するきっかけのひとつに
なったそうですが、そのはずだと思いました。

そういえば昨日の朝に見た、子ども番組の敵キャラが
「品格」という言葉を使っていたのが
妙におかしかったです。
悪者にもそれなりの美学があるのかしらん?

保護者会とお寿司とパンク

2009年04月10日 | つれづれノオト
今日は、ムスメの難聴・言語学級の保護者会でした。

新年始めで、関係者で自己紹介。

みなさん大変なのに、案外明るい雰囲気。
がんばってらっしゃるんだな~~

  そういえば、去年卒業されたお子さん、
  補聴器付けているのに
  3学期の発表会でバイオリンを弾いていらっしゃた。

  すごい!!

で、お腹がすいたので、ちょっと遠いけど
保護者会の席で話題になったお寿司屋さんへ
1人でGO!!


  栄寿司

けっしてアクセスがいい所ではないのに、
店内に入ってみたら、活気があって
お客さんがひっきりなし。

一番安いお昼のセットが 【特上】という名前です。
この名付けにお店の心意気を感じます。

ランチ800円という情報の1.5倍のお値段でしたけれど
もっと高くても納得できる
美味しさでした(*^_^*)

ネタが新鮮!!

正直言って、わたし、ウニはちょっと苦手なのですが
本当に新鮮なウニは、甘みがあって
初めてウニ美味しい!と思いました。

お吸い物のお椀に入っている
お刺身に火が通ったものは
包丁目が通っていて、なんとも言えない美味しさでした。


ほっくほっくで自転車こいでいたら

   プシュー・・・。

あらら、ぼろ自転車がパンクしてしまいました。

とぼとぼ自転車を引いて歩くこと5分。
自転車屋さんに遭遇して、
パンク修理と痛んでいたタイヤの交換を
両輪ともお願いしました。

待つこと1時間。
お買い物とコーヒータイム。
本を持っていてよかった。

予想外の出費でしたけど、
新しいタイヤになった自転車は、グリップが効いて
とてもこぎやすくなっていました(*^_^*)

自転車屋さんは、タイヤ交換のついでに
ブレーキ調整とチェーンの注油も
してくださったようです。

いろいろなことがあった一日でした。

「教育費をタダにせよ」-日経ビジネスオンライン

2009年04月08日 | 世相に疑問
衝撃的なタイトルに、記事を思わずクリック。

日経ビジネスオンライン
シリーズ:この国のゆくえ

  「教育費をタダにせよ
  親の所得格差が生み出す教育格差は亡国への道
  書き手:西野 弘 

一部を抜粋します。

      


数年前に東大の学生たちの前で講師を務めた時、「勉強を楽しいと思っている人」と尋ねたことがあった。すると、誰一人として、手を挙げた学生はいなかった。将来、日本を担うであろう最難関大学の学生が、人間の可能性を無限に広げる「学び」が好きでないという。この光景を見た時、日本の教育は基本的に何かが変わったのだ、と強く感じた。

 私自身、「勉強」とは「自ら勉めて強くなる」という意味と考えている。だが、日本の場合は「強いて勉めよ」。押しつけられたために、学びの面白さを忘れ、勉強が辛いだけのものになっているのではないか。「なぜ?」と考えなくなりつつあるのも、勉強が強いられたものになっていることと関係があるのではないか。

 スウェーデンの教育は問題解決型。とにかく子どもたちに考えさせる。それに対して、日本は教える側の先生が主役。常に解答を与える教育になっている。

(中略)


 親の所得や環境によって、教育格差が生まれることは許されない。教育は国家の投資としては最も重要なもの。スウェーデンで見たように、意志ある者は無償で教育を受けられるようにすべきだ。そして、落ちこぼれが生まれないように、きめ細かい対応ができる体制にすべきだ。

 だが、現実を見ると、逆方向に向かっている。GDP(国内総生産)に対する教育投資。スウェーデンは6.5%なのに対して、日本は3.5%に過ぎない。日本は経済協力開発機構(OECD)の中で最下位である。政治がどの分野に国の未来を考えているか。その差だろう。

      


教育を充実させるには、教育税という、
目的税の導入を筆者は唱えておられます。

賛否両論あるだろうけれど、使い道を限定された税金なら、
納得できるかも。

・・・でもその前に、いまある税金をきちんと使って欲しいな。

      


追記です。

この記事に対するコメントが充実しており、
とても勉強になります。

さまざまな人が、それぞれの立場・視点で
コメントされています。

自分の物の見方がいかにせまいか、こういうのを見ると
思い知らされます。

元気いっぱい2年生

2009年04月08日 | ムスメライフ
今日の放課後、児童館に行きました。

幼稚園時代のお友達、クラスのお友達も
遊びに来ていました。

一杯遊んだその帰り道、


  「学校たのしい人 手~上げて、は~い!」


大声で、ほんっとに、楽しそう。

わたしも、こんなに晴れ晴れするのは久しぶり。




・・・心配事、しなくても大丈夫かな??