雛飾り
今年も雛人形が部屋に顔を出した。家内が毎年この時期に並べる。
この人形は娘が初めて雛祭りを迎える際に、私の義父母から頂いた。間もなく40年となる。このように毎年、亀の甲羅干しに似て、陽に当てるため、まだまだ元気だ。段飾りにはしないが、饅頭はお供えする。
1年1年過ぎて、この間に私の父母そして義父は他界した。しかし2人の子供は大きくなり、それぞれ2人の孫を育てている。時おり、義母を、子供達が家族で訪れる。義母は元気だが、弾む話に乗り遅れ気味になる。年齢差が孫とは80を超えるのだから無理はない。
娘と相談して選んだ、孫の雛人形も元気を願い飾られていることだろう。世代は雛人形も人も移る。しかし願いはひとつ、元気を見守って欲しいと思う。
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