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就職先の選択

2018-02-27 21:07:30 | 予算の使い方

  就職先の選択に

 就職先の選択を、現在の若者はどのように行っているのだろう。技術職か事務職か。この選択については容易だろう。

 しかし次段階は事務職の場合特に難しい。総務人事経理営業などがあり、企業決定は偶然が大きく働く現実ではないだろうか。先日講演で、印象に残る「決め方」をした人を知った。

 工業高校を卒業した彼。家は農家。先輩から「都会に出て働いても、定年後に新築を建てる程度の収入が精いっぱいだよ」。そこで山口農業大学に進学。卒業後、最初に、下関の農家で1年?実習。次に、神奈川県の農家で野菜作りを3か月実習。ここで、コマツナとミズナの交互栽培を経験。

 その後、家でこの交互栽培と父親から続くレンコン栽培とを行っている。現在53才。農業も経営、という。販売品の荷姿はサイズ別のSMLなどとせず、1種類の袋サイズのみ。作業効率が高くなる。売上高は、品質そして価格と量との積だからと。

 ユニクロ創始者の、柳井氏の「最終的に何を求めて経営して行くのかを決めなさい」「そして、それに向かって反省も糧にしながら進む」。この言葉が参考になったと。

 このような気持ちを持ちながら進める、講演者の農業に、清々しさと将来性を感じることができた。漠然とした就職先ではなく、はっきりと、農業を仕事として選択し、次にどのような野菜を育てるかを自分で模索している。

 若者にとって、早く目標を見つけることが大切だと理解する、参考になる事例だろう。関口宏の番組で使われている、「アッパレ」をあげたい。


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