親は親
春のゴルフ会を終えた。この会はメンバーが60才越えの従弟。プレイ後にはメンバーの家に集い、健康賛美会が付いている。ここ数回の賛美会は、メンバーの両親が元気なお家。もちろん、ご両親は皆のおじとおば。我々が小さい頃の事もよくご存じだ。
程よいゴルフ疲れの身体にアルコールが入り、ご両親が話に加わると、この家のメンバーが面白い。「母があっちこっち痛い。早く死にたい」という。そのくせ、「痛いとすぐに医者に行く」と。
そして認知症があり辻褄が合わないことも多い、父親を、「死んだら、農作業で手のひらにできていたタコの大きさと数について、驚かされた。と褒めてやりたい」と。
私の両親も同じように一生懸命な生活をしていた。90才前後のおじ夫婦の毎日は自分を励まして、長い時間夢中で作業に取り組んでいたことだろう。その手のひらへの成果がタコ。
定年退職をした子供たちのゴルフメンバーだが、ご両親は自分の両親とも重なる。そしてこの年齢の私たちでも、親は親であり、子は子だ。笑いの中に、感謝がよぎる。
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