5月も間もなく中旬になる。梅雨に入る前のこの時季には、麦が実り刈取りとなる。
私は長く転勤族を続けていたが、定年を迎えて、現在は故郷に帰り住んでいる。住み始めてまもなく、高齢の方が、身体が不自由になり、「耕して欲しい」と約2㌃の畑を託された。
秋の季節だったので、あまり手をかけずに実るという「麦」を植えて、麦踏みなどもして育てた。途中に、麦が受けた災難をメモしておく。猪が根元でミミズを取ることそして強い風雨。対策は、周囲へのネット張り、倒れた麦の茎部へ杭と紐で頬杖、そしてスズメ除けに穂の天井部へ糸張り。
さて、収穫の準備が急がれるのだが、コンバインは中古を購入済み。使いこなすことが最初の準備。籾の乾燥が2番目。送風機を購入し、板で乾燥箱を作り、送風機と接続して乾燥機を完成させた。試運転はまだなため、不具合も出ようが、2㌃分の籾が1度に処理できる0.65㎡の装置ができた。3番目に籾摺りだが、中古品の装置を購入している。これも使いこなす準備が必要だ。
コンバイン、乾燥機、籾摺り機。何れも使って機能を役立てることが必要だ。取扱説明書をしっかり理解しておく。年齢で少なくなった記憶力が不十分でないことを祈りたい。
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