ベルト交換
3年前になる。サラリーマン生活を終えて自由時間が多くなると、雑草が占有している田にイネを植えたい。その考えで中古のコンバインを購入した。
コンバインとは3つの機能を持つ機械だ。イネの刈取り、藁と稲穂とを切離す脱穀、そして藁を小さく切断する。切断して肥料として田に戻す。稲穂は軽いものを吹き飛ばして、重いものを籾として収穫する。
取扱説明書を読んでも、難しいことだけが解り、いっこうに「運転」できる自信が生まれない。梅雨前には麦を刈取る時期が来るというのに。
時間と競って、半端な理解のままでは、途中で故障して刈取り時期を失ってしまいかねない。近くのヰセキさんに「刈取り前の点検をお願いしたいのですが」と電話。「今は田植え前で田植機の点検で忙しくて」と。「そこをなんとか」---。とうとう点検できた。ところが動力伝達用のベルトが2本「詰まりの原因だろうが、熱で傷み取替た方が良い」と。
刈取りに間に合うのか心配していたのだが、土曜日にも拘らず夕刻に、「材料が入手できたので取替えましょう」と来てくれた。ホット胸を撫で下ろしたのだが、作業中には改めて点検要領なども見聞きできた。作業者の責任感に感謝する。
「週明けには、少し動かして機械に親しんだのち、刈取りを実行しよう」と目論んでいる。
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