夜十時頃にシルバーカー(SC)を利用される被介護者が骨折された。トイレに行こうとされた際の自室での事故だ。
介護者(K)の私たちがどのような心構えや介護をするとより安全になるかを考えたい。食事の際にもSCを押してホールに自分で来られる。事故は遅い時間だがSCを利用しようとした際に起きた。
介護の本を調べた。心構えは以下のように記述されている。自立・自己選択・自己決定は個人の尊厳を保つために重要なもの。Kは被介護者(H)の「自立」に伴い高まるリスクを予想し予防する技術を身に付ける。とある。事故は「自立」に伴いリスクが高まった結果起こった。
それではどのようにこの「自立」行動を予防介護しより安全にするか。夜にSCを押す際の転倒予防には。一、ベッド高さを低くしておく二、立つ際にはベッドの手すりを利用三、SCはブレーキを締めた状態にして置き、立った後にSCに移る習慣をお願いする四、トイレ時にはKに連絡されることを依頼する
右の予防方法も紹介して、この事故を他のSC使用者とも協議して結論を出す。協議したその結論が「自立」を願うHの転倒予防に役立つだろう。
写真はウィキペディア「シルバーカー」よりコピーする
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