憲法
朝日新聞の声の欄に、以下のような質問を生徒にしたという。憲法99条の条文「( )は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」で、( )にどんな言葉が書かれていますか。
答えには、「国民」が多かった。しかし、「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員」が条文の言葉と知ると、生徒は戸惑い、意外な表情を浮かべたという。
憲法について調べると、憲法は「国家権力を行使できる立場の者たちが、国民に対してしなければいけない」義務だと。「立憲主義」とは、「憲法」に則って政治権力が行使されるべきであるとの考え方に従った政治制度のことと。日本国は立憲主義である。公務員他は憲法下で国家権力を行使し、国民は法律下で毎日の生活を送る。
国民には税金を払う義務がある。国家権力の行政(国務大臣)は司法(裁判官)、立法(国会議員)と協力して、その他の公務員を動かし、税金を効果的に国民のために使う。一方国民は、自分たちを代表する国会議員を選挙で選び、税金の使い方が効果的であるか評価して、進む方向などを調整する。間接的だが、国務大臣(総理大臣他)は国会議員の中から選ばれて、象徴の天皇が任命する。
「民主主義」の国では、上記のように、主権は国民にある。私も、毎日の生活やニュースを通して、税金の使われ方を評価して、これからの日本を共に考えたい。
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