ぎこちないが、素晴らしい。
出前サーカスが時おり私の町にも訪れた。そのメニューの中には一輪車の芸が含まれていたと記憶している。「あんな物によく乗れるものだ」と感心して見入っていた。
先日、孫との電話でのこと。小学校1年生の女児だが、「おじいちゃん、私ね、一輪車に乗れるようになったよ」という。「え---、それはすごいね」と驚き、「今度、乗っているところを見せて」、と。
出来ている人がいるのだから、不可能ではない。しかしできるには訓練がハードだろう。まるでサーカス団の一員ではないか。先日、孫の家を訪ねた。写真はその際に、一輪車に乗った孫の勇気ある姿。まだぎこちないが、20m程度は平気で乗る。
自転車には左右への倒れをのみ気を配ばり、バランスがとれるようになると乗れる。一輪車は前後左右に気を配り、バランスをとりさらに前に進まなければならない。考えただけでも、動けない状態になる。
子供は親を超えて成長してゆくという。超える山がない一輪車の技術、6才の女児に超えられて、見守っている祖父である。
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