他の経済政策
アベノミクスという経済政策に疑問を感じている人は多い。(サンデーモーニングなど)私もその一人だ。何が不足しているのかを小泉改革と比べてみたい。
3本の矢は「財政出動」「金融緩和」「成長戦略」だ。が、国の借金は大きくなるばかりであり、円安はあまり進まず、消費税は8%より僅かな2%のアップを先延ばしにせざるを得なかった。
先ず改革には、改革の名に値するものとそうでないものがある。経済環境の変化は 1、世界がグローバル化2、国内人口が減ってくる。政府を大きくすると後世の人に負担がかかる、そこでできるだけ政府を大きくならないようにする。公共事業の削減や民営化を実施する。グローバルな競争に勝てるように、規制緩和や民営化をする。失業者が増えないための雇用調整給付金ではなく、東京の都市としての競争力を高めるため羽田空港の強化を図る、など。その他の政策は他国の成功例を参考にして実行する。改革の名に値しない、「100年に1度の危機」などの言い訳のもとに行う「ばらまき」政策はひかえる。(参考 「改革」はどこへ行った 竹中平蔵)
経済政策はアベノミクスのみが宣伝されている。小泉改革の前記のような政策理論は参考になると思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます