世代交代 「我が家(いえ)」
叔父の葬儀が昨日行われた。享年は92才。伯父と父と叔父の3人は若い時、お盆とお正月とに出会い、健康を確かめ合っていた。その男児である従弟の我々は現在も、時おりゴルフをして交流を続けている。
父は64才、伯父は84才ですでに他界している。長男に生まれた従弟3人もすでに60才超え。父たちは兼業農家だった。だが、その子たちへは揃って、サラリーマンとなることを薦める。叔父の他界で、名実共に従弟3人は世代交代となる。
今年は戦後72年目。父たちは戦後の第1世代。私たちは第2世代だ。父たちは、第2世代にどんな「我が家(いえ)」を期待したのだろう。不明だが、伯父と父との農地は荒れている。しかし叔父の農地は今も受け継がれて活躍。
しかし家は3家とも、まだ72年前と同じ位置に残っている。家(いえ)は繋がっている。
私の兄弟は3人。3人とも子供に男がいる。そして彼らもサラリーマン。第3世代の彼ら。彼らの「我が家(いえ)」について、私は繋がることを願っている。
意志を強く持たないと、繋がることは、難しい環境だ。それは、1・定年が65才へと遅くなる(親の年齢は95才頃)、2・戦後、相続は子供に、同額相続が基本となる、3・高齢となる親には、「自分の世話は自分で」が普通、との社会となる。
こんな環境のため、親の希望は「遺言書」として残すことが必須という。私も認知症になる前に。急いで作る事にしよう。
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