「二千三十年ロボットと私」とのテーマでアンケート結果をまとめた朝日新聞記事が目に留まった。ロボットと人とがどのように共存しているだろうかを問うたものだ。
五百の回答を、横軸「二千三十年に実現可能」縦軸「任せたい」のグラフにプロットしている。「親の介護」は八十/二百、「兵士」は百四十/十、「政治家」は△三百八十/△二百など。△は「二千三十年に実現不可」「任せたくない」と読む。
「親の介護」は人からロボットへ移される作業が増えることが考えられる。ロボットは人工知能を持った機械だから「兵士」に育てれば人は力では敵わない。ロボット同士の戦いの状態は、もうこの世界がむしろロボットのものだと言えそうだ。
そして「人間とロボットが築く未来を考えることは、人間とは何かを考えることにつながっている」と言っている。
確かに「アシモ」や「ペッパー」を見るとロボットとの共存は間もない時期に。またペッパーの価格が二十万円程度なため、購入者も出てロボット技術は急ピッチで進歩するだろう。
「宇宙には、文明が高度に発達した地球のような星は多い。がそんな星は短期間で自滅する」との発言を思い出す。人の「原子爆弾戦争」も恐いが「人に近いロボットの存在」も恐い。つきあい方を考えておかねば心配だと改めて想起させられる----。
図は朝日新聞添付のものをコピー
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