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抗精神薬のやめ方 よくある質問の一つです

2008年05月17日 | 心理療法ハッピーライフ
抗精神薬のやめ方 よくある質問の一つです


2008年5月17日(土)
ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


私の所でよく質問をされる、よくある質問シリーズ、というのを不定期で始めようと思います。


最初は抗うつ剤とか精神安定剤などの抗精神薬のやめ方についてです。

「薬はどのようにしてやめれば良いのでしょうか?」
とか
「医師は急にやめてはいけないと言うのですが?」
など薬に関しての質問は多いです。


まず、対人緊張症、対人恐怖症、神経症、うつ病、などに対しての医師とハッピーライフ(認知行動療法)の治療の仕方の違いをおさらいしましょう。

結果と原因

医師は結果に焦点を当てますから症状や状態に焦点を当てます。
例えば、薬が効いて症状が減っているか、不登校の子供でしたら学校に行きだしたかどうか等です。


私(心理療法ハッピーライフ、認知行動療法)は原因に焦点を当てますから症状や状態も確認しますが偏った考え方がどのように変化して来たかを見て行きます。
具体的には、多くの困っていない人たちの考え方にどのくらい近づいているかを見ます。
例えば、貴方の小学校時代の同窓生100人を想像して下さい。
100人の内、何人が精神科や神経科や心療内科に通っていると思いますか?
私の所で多くのクライエントさんに聞きましたが一人から多く言う人でも10人以下と言われています。
どちらにしてもほとんどの人は一生、抗精神薬を必要としないという事です。
多くの困っていない人たちの考え方になれば病院に通う必要がなくなる、抗精神薬を必要としない、治るという事です。


薬のやめ方

医師は原因の偏った考え方をケアしていませんから症状や状態が良くなっても薬を飲み続ける事を勧めたり徐々に減らしましょうと言います。

頭痛に例えると頭痛薬(鎮痛剤)で頭痛を抑えているだけですから薬をやめれば再び頭痛が起るから薬をやめてはいけない、徐々でなければいけないと言うのです。


私(心理療法ハッピーライフ、認知行動療法)は原因の偏った考え方を多くの困っていない人たちの考え方に修正するケアをしますから多くの困っていない人たちと同じような考え方をするようになれば多くの困っていない人たちが抗精神薬を必要としないのですから自然にやめて行きます。
自然にやめられない人は一緒に薬は必要かと考えて行きます。


結論

「薬はどのようにしてやめれば良いのでしょうか?」
くすりは頭痛を抑える頭痛薬(鎮痛薬)のようなものですから頭痛の原因がケア出来ればやめれば良いのです。
しかし、当然ですが、原因がまだケア出来ていないのでしたら飲み続ける必要があります。

「医師は急にやめてはいけないと言うのですが?」
医師は原因の偏った考え方のケアをしていませんから症状や状態が良くなっても患者が気をそらしているとか環境が少し良くなったくらいのものでしかありませんから薬をやめると頭痛の原因が改善されていませんから元の状態に戻る事を恐れて急にやめてはいけないと言っているのです。