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明るくなりたい、ポジティブになりたい 性格改善をしたい よくある質問シリーズ3

2008年05月21日 | 心理療法ハッピーライフ
明るくなりたい、ポジティブになりたい 性格改善をしたい よくある質問シリーズ3


2008年5月21日(水)
ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


最初に、自殺したい、死にたいと思っていらっしゃる方がいたら、それは勘違いですからね。
あなたは本当に死にたいと思ってらっしゃるのではなく、楽になりたい、逃げたい、と思っているだけですからね。
勘違いをしないで下さいね。
そして、あなたは変われます。
あなたが変わればこの世の中の見え方も大きく変わります。
楽になります。
面白くもなります。
ポジティブなあなたにまでなったら生まれて来た事を喜んだり感謝する気持ちまで生まれるでしょう。
大丈夫です。
大丈夫。
貴方の間違った考え方を多くの困っていない人たちと同じような考え方に修正すれば多くの困っていない人たちと同じように感じられ同じようにこの世を生きられます。
更に、ポジティブなあなたにまでなったら人に愛され、人が集まって来て、自分の人生は本当に付いている、運が良い、と感じるあなたになります。
その時、以前の死にたいと思っていた自分が不思議に思えるはずです。
大丈夫。
大丈夫。


まずは、

「ポジティブな人って具体的に言うとどんな人だと思っていますか?」

ポジティブになりたいというクライエントさんにこの質問をよくします。
すると、ポジティブになりたいと言っているのに答えに困られます。
「明るい人、物事をくよくよ考えない人、仕事の出来る人、前向きな人、」
など、答えられる内容も、結果と原因、の原因を修正するお勉強をしているのに結果で答えられたりします。
「では、物事を深く考えない、ボーっとした人で十分備えたわけではない、根拠もないのに何とかなるでしょうと前向きに明るい言葉を言う人がポジティブな人で良いのでしょうか?」
と私はわざと言ったりする事もあります。

違いますよね。

では、本当にクライエントさんがなりたいポジティブな人とはどんな人でしょうか?
結果ではなく原因からポジティブな考え方を持っている人でしょう。
結果ではなく原因ですから、結果は或る時は物事に一心不乱に打ち込んでいたり、或る時は物事に執着しなかったり、或る時は和ませてくれたり、色々な結果としての顔は持っていますが原因からポジティブな人でしょう。

昨日の旬さんからの質問で年の違う人と一緒にいるのが苦痛、どうしたら良いのでしょうか?とありましたが、結果に焦点を当てれば話のネタを仕込む、もう一人来てもらう、テレビ、ラジオを付けておく、など色々あるでしょうが、旬さん自身がポジティブな原因、考え方をしていれば何も話さなくても気まずくはなりません。逆に、話をしていても波長が合わなければ気まずさはあるはずです。旬さんが気まずさに焦点を当てるのではなく折角の出会いなのですから楽しみに焦点を当てるような考え方になれば相手も気まずさは感じないはずです。

では、具体的には、

最初はマイナスの考え方の整理の必要の有る方は整理から始ります。
何故ならば、「私は対人緊張症で人の事が気になって仕方がないのですが人生をポジティブに生きていますよ。」という人がいたらおかしいでしょう。

マイナスの考え方の整理が終わったり整理をする必要のない方は、十分備えたら心地良い感情を感じる事に価値が有る、という考え方、方向を向いて頂くだけで良いのです。
しかし、整理の必要のない方はまずいません。
日常生活には全く困っていなくても心地良い感情を感じる事の意義や人との関係を整理する必要があります。

あくまでも十分備えなければ駄目です。
しかし、備えすぎたら逆作用の法則で逆に辛くなります。
丁度良く備えたらこれで良し、十分備えたのだから後は心地良い感情を感じる事に価値が有るという思想を持つ事です。

すると、どんな未来になるかは未来が来ないと分かりません。
しかし、良かった、と思っているあなたがいるはずです。


今回のテーマは文章だけでは伝えられないテーマですので、明るくなれる、ポジティブになれる、性格改善は出来る、という事を知って頂ければという事で書きました。

次回は、うつ病、に関して書こうと思います。