心理療法ハッピーライフのセラピーは難しくありません

心理療法ハッピーライフのセラピーは難しくありません


２００８年１０月１２日（日）
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


前々回の「治りますかと聞かれたら」にも少し書いた内容ですが、心理療法ハッピーライフのセラピーは多くの人が心理療法に持っているお医者さんのように治してもらうというイメージより学校の勉強だと思われて下さい。
科目は人生勉強です。
多くの困っていない人達と同じように人生勉強が出来ていれば多くの困っていない人達と同じように人生を楽に生きる事が出来るのです。
言い換えれば、多くの困っていない人達と同じように人生勉強が出来ていれば、あなたは今、悩んでいないのです。
ハッピーライフの認知行動療法は『このような考え方をすれば楽に生きる事が出来る』という事を教える教育に近い心理療法です。
注、森田療法も『このような考え方をすれば楽に生きる事が出来る』という事を教える教育に近い心理療法ですが教える内容は違います。


心理療法ハッピーライフのセラピーは、医療のように治してくれるものではなくどちらかというと教育ですから、中には難しいと言う人がいます。
しかし、決して難しくはないのです。


難しいと思われる人の原因は２種類に分かれます。


１　治してもらいたいという気持ちが強い
多くの困っていない人達が小中学校時代に身に付けて来た人生勉強が自分は欠点なのだという事を理解して人生勉強をしなければいけないと分かっているのに、治してもらいたい、という気持ちが強ければ強いほど難しいと感じます。
例えば、自動車教習所を想像して下さい。
車の免許は多くの人達は持っていますよね。
ですから、教習所の勉強が難しいと思っても真剣に勉強すれば多くの人が合格しているのですからがんばれば合格出来て当たり前という事と同じです。
治してもらいたいという甘えがあるのです。
しかし、対人緊張症も神経症もうつ病も誰も治せないのです。
原因はあなたの変な考え方ですからあなたが真剣に人生勉強をして自分の変な考え方を直さない限り治らないのです。
多くの人が出来る事は難しい事ではありません。


２　新しい事は難しいと思っている
或る程度の年齢になると今まで習って来たものや習得してきたものを応用して新しいものを楽に身に付けようとします。
しかし、過去に習ったものや習得してきたものを応用して習得できない新しい事柄は簡単な事柄でもとても難しいと感じます。
例えば、現在５０歳以上の方の中にはビデオの留守番録画が出来ない人が結構いるはずです。
しかし、留守番録画は小学一年生でも出来ます。
小学一年生でも出来るのですからビデオの留守番録画はとても簡単なのです。
ただ、５０歳以上の人は子供の頃にビデオが存在していなかったのです。
大人になって或る程度の年齢になってビデオが身近に来た為に過去の経験の応用が効かないので今もビデオの留守番録画が出来ないのです。
心理療法ハッピーライフの多くの精神科や神経科、心療内科に行く必要のない困っていない人達の考え方を身に付けるという試みは生まれて初めての試みで過去の応用が効きません。
しかし、教習所と同じく、圧倒的多数の人は精神科、神経科、心療内科に行く必要のない人生勉強をしている人達なのです。
多くの人が出来る事は難しい事ではありません。



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