対人緊張症（社会不安障害）を自分で治す方法（２）
２００８年１０月２２日（水）
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
２回目です。
前回は、対人緊張症（社会不安障害）は病気ではなく論理的に考える能力が弱い事が原因だと書きました。
この事はとても重要ですからもう少し書きます。
桂枝雀さんの落語で聞いた 不精な親子 の話ですが、
不精な父親と息子が寝ていて息子が、
「お父さん、お父さん、お灯明の火を消し忘れたのですがどうしましょうか? 消した方が良いと思うのですが私は面倒なのでお父さんに消してもらいたいと思うのですが消して頂けないでしょうか?」
と言うと父親は、
「私も面倒だから消しに行きたくない。消した方が良いと思うのだったらお前が消しに行きなさい。」
「では、私も面倒なので放っておきましょうか?」
「放っておこう。」
となるのですが、次にお灯明の火がしめ縄に火が付き、天井に燃え移って、足元まで火が回って熱いとなるのですが、上記と同じように「面倒だから放っておこう」という事になって二人とも焼け死ぬという小噺なのですが、最初はありそうでも途中からは論理的に考えたら、そんな事はないでしょう、という事になって笑いになるのですが、論理的に考える能力が弱い人はもしかすると笑い話ではなく親子二人が焼け死んだ悲しいお話になってしまうかもしれません。
前回書きました赤面症の男性の話も同じなのです。
会社で赤面して会社の上司や同僚や部下が心の中で笑うくらいはあるかも知れないが、家に帰って朝が来るまで毎日この赤面症の男性の話を家族そろって話しているという所までくれば上記の小噺と同じに、そんな事はないでしょう、とならなければこの世はお化け屋敷のように怖い事だらけになります。
大体、赤面をして３０歳の男性が笑われて何が怖いのでしょうか。
ちなみに、赤面して笑われたら怖い、という固定観念が出来上がっていて、赤面して笑われたらどうして怖いのか? という疑問は論理的に考える能力が弱いですから思いません。
逆に対人恐怖症（社会不安障害）の人の多くは論理的に考える事が弱いかわりに想像力は優れています。
妄想でどんどん大きくなって行く風船がアドバルーンのように大きくなっても、そんな事はないでしょう、としっかりと風船のひもを引っ張ってコントロールしようとしないで、怖い怖いと風船に引っ張られている、
対人恐怖症（社会不安障害）の人を私はそんなイメージで思っています。
また、対人恐怖症（社会不安障害）の人の症状は自分で作った妄想の風船に引っ張られているようなものですから人それぞれです。
実際の事例ですが、赤面症のクライエントの中には季節が関係する人がいます。
面白い事に、夏に赤面する人もいれば冬に赤面するという真逆の人が存在するのです。
本人が自分は夏に赤面する、冬に赤面すると論理的に考えないで、論理的に考えるとおかしいのにすぐ気付くはずなのですが論理的に考えませんから、信じ込んで本当の病気の原因はウイルスや病原菌、生活習慣、老化、薬物などの作用ですが、対人恐怖症（社会不安障害）の人の症状は自分で作っているのです。
ズバリ、客観的に見ると 自作自演 なのです。
要点をまとめると、
１． 病気ではない 原因はウイルスでも病原菌でも生活習慣でも老化でも薬物でもなく、人前でのみ症状が出る病気などない。自作自演。
２． 対人恐怖症（社会不安障害）の人は劣っているのではなく個性の違い、論理的に考える能力が数学が苦手というのと同じようにある事が原因。論理的に考える能力を向上させれば多くの困っていない人たちと同じように困らなくなる。
さあ、お分かり頂けましたでしょうか?
あなたは病気ではないのです。
対人緊張症（社会不安障害）を自分で治す方法（１）と（２）が納得出来ない人は何度でも読み返して下さい。
まずは基本が重要です。
基本が出来ていないとうまく行きません。
自分でケアできる人はケアして頂こうという趣旨で書いていますが、どうしても自分一人でケアの出来ない人もいます。
私は家庭教師のような存在だとイメージして下さい。
一人で学力を付けられる子もいれば家庭教師が必要な子もいます。
心理療法ハッピーライフのセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて a@happylife.jp に無料資料請求と題名を書いて無料資料を請求して下さい。
ヤマト運輸メール便にて約５０枚ほどの資料をお送り致します。
心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは１９９８年開業ですから１１年目になります。
２００８年１０月２２日（水）
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
２回目です。
前回は、対人緊張症（社会不安障害）は病気ではなく論理的に考える能力が弱い事が原因だと書きました。
この事はとても重要ですからもう少し書きます。
桂枝雀さんの落語で聞いた 不精な親子 の話ですが、
不精な父親と息子が寝ていて息子が、
「お父さん、お父さん、お灯明の火を消し忘れたのですがどうしましょうか? 消した方が良いと思うのですが私は面倒なのでお父さんに消してもらいたいと思うのですが消して頂けないでしょうか?」
と言うと父親は、
「私も面倒だから消しに行きたくない。消した方が良いと思うのだったらお前が消しに行きなさい。」
「では、私も面倒なので放っておきましょうか?」
「放っておこう。」
となるのですが、次にお灯明の火がしめ縄に火が付き、天井に燃え移って、足元まで火が回って熱いとなるのですが、上記と同じように「面倒だから放っておこう」という事になって二人とも焼け死ぬという小噺なのですが、最初はありそうでも途中からは論理的に考えたら、そんな事はないでしょう、という事になって笑いになるのですが、論理的に考える能力が弱い人はもしかすると笑い話ではなく親子二人が焼け死んだ悲しいお話になってしまうかもしれません。
前回書きました赤面症の男性の話も同じなのです。
会社で赤面して会社の上司や同僚や部下が心の中で笑うくらいはあるかも知れないが、家に帰って朝が来るまで毎日この赤面症の男性の話を家族そろって話しているという所までくれば上記の小噺と同じに、そんな事はないでしょう、とならなければこの世はお化け屋敷のように怖い事だらけになります。
大体、赤面をして３０歳の男性が笑われて何が怖いのでしょうか。
ちなみに、赤面して笑われたら怖い、という固定観念が出来上がっていて、赤面して笑われたらどうして怖いのか? という疑問は論理的に考える能力が弱いですから思いません。
逆に対人恐怖症（社会不安障害）の人の多くは論理的に考える事が弱いかわりに想像力は優れています。
妄想でどんどん大きくなって行く風船がアドバルーンのように大きくなっても、そんな事はないでしょう、としっかりと風船のひもを引っ張ってコントロールしようとしないで、怖い怖いと風船に引っ張られている、
対人恐怖症（社会不安障害）の人を私はそんなイメージで思っています。
また、対人恐怖症（社会不安障害）の人の症状は自分で作った妄想の風船に引っ張られているようなものですから人それぞれです。
実際の事例ですが、赤面症のクライエントの中には季節が関係する人がいます。
面白い事に、夏に赤面する人もいれば冬に赤面するという真逆の人が存在するのです。
本人が自分は夏に赤面する、冬に赤面すると論理的に考えないで、論理的に考えるとおかしいのにすぐ気付くはずなのですが論理的に考えませんから、信じ込んで本当の病気の原因はウイルスや病原菌、生活習慣、老化、薬物などの作用ですが、対人恐怖症（社会不安障害）の人の症状は自分で作っているのです。
ズバリ、客観的に見ると 自作自演 なのです。
要点をまとめると、
１． 病気ではない 原因はウイルスでも病原菌でも生活習慣でも老化でも薬物でもなく、人前でのみ症状が出る病気などない。自作自演。
２． 対人恐怖症（社会不安障害）の人は劣っているのではなく個性の違い、論理的に考える能力が数学が苦手というのと同じようにある事が原因。論理的に考える能力を向上させれば多くの困っていない人たちと同じように困らなくなる。
さあ、お分かり頂けましたでしょうか?
あなたは病気ではないのです。
対人緊張症（社会不安障害）を自分で治す方法（１）と（２）が納得出来ない人は何度でも読み返して下さい。
まずは基本が重要です。
基本が出来ていないとうまく行きません。
自分でケアできる人はケアして頂こうという趣旨で書いていますが、どうしても自分一人でケアの出来ない人もいます。
私は家庭教師のような存在だとイメージして下さい。
一人で学力を付けられる子もいれば家庭教師が必要な子もいます。
心理療法ハッピーライフのセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて a@happylife.jp に無料資料請求と題名を書いて無料資料を請求して下さい。
ヤマト運輸メール便にて約５０枚ほどの資料をお送り致します。
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