神経症(自律神経失調症など)の人にぜひ読んで頂きたい
2008年10月15日(水)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
最初に、神経症を引用しやすいという理由でウィキペディア フリー百科事典で引くと下記の内容が書かれています。
神経症(しんけいしょう)とは、精神医学用語で、主に統合失調症や躁うつ病などよりも軽症であり、病因が器質的なものによらない精神疾患のことをさす。
ウィキペディアより引用
病因が器質的なものによらない精神疾患とは、簡単に言うと体が悪くて症状が出ているのではない精神疾患という事です。
体の病気から来る症状のほぼ全てを精神的な原因から出す事が出来ます。
発熱、下痢、胃痛、胸痛、動悸、と数え上げたらきりがありません。
原因は体の病気のように、ウイルスや病原菌、老化、生活習慣、薬物などではありません。
素質のようなものは有ると思いますが、考え方が原因です。
ですから、心理療法(精神療法)で効果が出ます。
効果が証明されています。
特に認知行動療法は世界で最も対人緊張症や神経症、うつ病などに使用されている心理療法と言われています。
逆に体の病気に心理療法(精神療法)は基本的に効きません。
基本的にというのは免疫を上げるなど間接的な効果は見込めますがウイルスや病原菌を殺すなどという直接的な効果はないという意味です。
神経症的な考え方の出来方は大きく分けて二つに分かれると思われます。
1つは幼児期等の劣悪な環境
もう1つは素質
幼児期の劣悪な環境に育つと多くの人は神経症的な考え方になりやすいです。
例えば、幼児虐待などが上げられますが、両親自体が神経症的な思考を持っている場合も子供は親の考え方を受け取りますから神経症的な考え方になる事が多いです。
もう一つの素質は、個性と考えて頂いても良いです。
例えば、小学校低学年の頃を思い出して下さい。
かけっこや運動が得意な子、算数が得意な子、国語が得意な子、逆に苦手な子など個性があったと思います。
私は神経症的な考え方の人はイメージする事が得意で逆に論理的に考える事が苦手という方が多いと考えています。
10月12日(日)放映のNHKスペシャル 病の起源 第4集 読字障害 を見て私自身、読字障害という障害を初めて知りました。
読字障害とは
会話能力にも問題はなく、しかも眼に異常があるわけでもないのに、文章を読むのに著しい困難を抱える人たちがいる。文盲とは全く別の病、読字障害だ。この障害が見つかったのは、19世紀末の英国。数字の「7」は読めるのに「seven」を見せると読めない中学生が見つかった。当時は、まれなケースと思われていたが、英米では人口の10%、日本では5%もいることが判ってきた。最新の研究によって読字障害の人は一般の人と、脳での情報処理の仕方が異なることが明らかになってきた。通常、情報を統合する領域で文字を自動処理しているが、読字障害の人は文字処理をスムーズにできないのである。人類が文字を使い始めてわずか5千年、この時間の短さ故、脳は十分に文字を処理できるよう適応しきれていないのである。一方、読字障害の人には独創的な発想が出来る人や空間処理能力が高い人が多い。映画ジュラシックパークで恐竜博士のモデルになったモンタナ州立大学の考古学者ジャック・ホーナー博士も読字障害の一人。ホーナー博士は、恐竜の生態が鳥類に近い生き物であったことを証明し、恐竜研究に革命を起こした。しかしホーナー博士の読み書き能力は、小学3年生程度と言う。人類進化が生んだ文字に適応できずに現れた病に迫る。 NHKホームページより
NHKホームページには書かれていませんが番組の後半で、字を読むという能力が現在では必要だから劣っているように思われるが、文字を必要としない原始の時代では空間処理能力などに長けているから集団のリーダーになっていたかも知れないというような内容のお話が有ったと思います。
神経症的な考え方をする人も読字障害と同じように、イメージ力は長けているが論理的に考える部分が弱い為に悪いイメージに引っ張られて正しい認知が出来ないのではと私は考えています。
少なくとも劣っている人ではないのです。
番組内で読字障害は訓練をする事で改善する事が紹介されていました。
心理療法で論理的に考える所が弱い神経症的な考え方のクライエントさんに論理的に考える考え方や練習を積んで効果を出している方法はズバリ認知行動療法なのです。
特に心理療法ハッピーライフの認知行動療法は多くの困っていない人たちは論理的にこのように考えているという事を6つの洞察力などの勉強をして頂き、結果として多くの困っていない人たちと同じような考え方になって頂く事で結果的に治っています。
原因 → 結果
結果の前には必ず原因があります。
神経症は、
考え方 → 症状
という事になりますから考え方を多くの困っていない人たちと同じような論理的に考えられるように訓練をすれば多くの困っていない人と同じようになれます。
ですから、症状を無くして欲しい ではなく 症状は自分の考え方の結果 という事を納得できれば楽になる道筋が見えて来ます。
大丈夫です(笑)。
最後に、神経症と思っていたり、中には神経症と診断されたりしている人の中には体の病気が原因だったという人が稀にいます。
ですから、長年医師に掛かっているのに投薬治療で症状がほとんど改善しない人や神経症という事に疑問のある人は一度、内科や婦人科など精神科、神経科、心療内科以外の医師に診てもらった方が良いと思います。
次回はうつ病に関して書きますね。
今日のブログは10月15日中にアップするつもりでしたが、10月16日になってしまいました。
ご免なさい。
心理療法ハッピーライフのセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて a@happylife.jp に無料資料請求と題名を書いて無料資料を請求して下さい。
ヤマト運輸メール便にて約50枚ほどの資料をお送り致します。
心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは1998年開業ですから11年目になります。
2008年10月15日(水)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
最初に、神経症を引用しやすいという理由でウィキペディア フリー百科事典で引くと下記の内容が書かれています。
神経症(しんけいしょう)とは、精神医学用語で、主に統合失調症や躁うつ病などよりも軽症であり、病因が器質的なものによらない精神疾患のことをさす。
ウィキペディアより引用
病因が器質的なものによらない精神疾患とは、簡単に言うと体が悪くて症状が出ているのではない精神疾患という事です。
体の病気から来る症状のほぼ全てを精神的な原因から出す事が出来ます。
発熱、下痢、胃痛、胸痛、動悸、と数え上げたらきりがありません。
原因は体の病気のように、ウイルスや病原菌、老化、生活習慣、薬物などではありません。
素質のようなものは有ると思いますが、考え方が原因です。
ですから、心理療法(精神療法)で効果が出ます。
効果が証明されています。
特に認知行動療法は世界で最も対人緊張症や神経症、うつ病などに使用されている心理療法と言われています。
逆に体の病気に心理療法(精神療法)は基本的に効きません。
基本的にというのは免疫を上げるなど間接的な効果は見込めますがウイルスや病原菌を殺すなどという直接的な効果はないという意味です。
神経症的な考え方の出来方は大きく分けて二つに分かれると思われます。
1つは幼児期等の劣悪な環境
もう1つは素質
幼児期の劣悪な環境に育つと多くの人は神経症的な考え方になりやすいです。
例えば、幼児虐待などが上げられますが、両親自体が神経症的な思考を持っている場合も子供は親の考え方を受け取りますから神経症的な考え方になる事が多いです。
もう一つの素質は、個性と考えて頂いても良いです。
例えば、小学校低学年の頃を思い出して下さい。
かけっこや運動が得意な子、算数が得意な子、国語が得意な子、逆に苦手な子など個性があったと思います。
私は神経症的な考え方の人はイメージする事が得意で逆に論理的に考える事が苦手という方が多いと考えています。
10月12日(日)放映のNHKスペシャル 病の起源 第4集 読字障害 を見て私自身、読字障害という障害を初めて知りました。
読字障害とは
会話能力にも問題はなく、しかも眼に異常があるわけでもないのに、文章を読むのに著しい困難を抱える人たちがいる。文盲とは全く別の病、読字障害だ。この障害が見つかったのは、19世紀末の英国。数字の「7」は読めるのに「seven」を見せると読めない中学生が見つかった。当時は、まれなケースと思われていたが、英米では人口の10%、日本では5%もいることが判ってきた。最新の研究によって読字障害の人は一般の人と、脳での情報処理の仕方が異なることが明らかになってきた。通常、情報を統合する領域で文字を自動処理しているが、読字障害の人は文字処理をスムーズにできないのである。人類が文字を使い始めてわずか5千年、この時間の短さ故、脳は十分に文字を処理できるよう適応しきれていないのである。一方、読字障害の人には独創的な発想が出来る人や空間処理能力が高い人が多い。映画ジュラシックパークで恐竜博士のモデルになったモンタナ州立大学の考古学者ジャック・ホーナー博士も読字障害の一人。ホーナー博士は、恐竜の生態が鳥類に近い生き物であったことを証明し、恐竜研究に革命を起こした。しかしホーナー博士の読み書き能力は、小学3年生程度と言う。人類進化が生んだ文字に適応できずに現れた病に迫る。 NHKホームページより
NHKホームページには書かれていませんが番組の後半で、字を読むという能力が現在では必要だから劣っているように思われるが、文字を必要としない原始の時代では空間処理能力などに長けているから集団のリーダーになっていたかも知れないというような内容のお話が有ったと思います。
神経症的な考え方をする人も読字障害と同じように、イメージ力は長けているが論理的に考える部分が弱い為に悪いイメージに引っ張られて正しい認知が出来ないのではと私は考えています。
少なくとも劣っている人ではないのです。
番組内で読字障害は訓練をする事で改善する事が紹介されていました。
心理療法で論理的に考える所が弱い神経症的な考え方のクライエントさんに論理的に考える考え方や練習を積んで効果を出している方法はズバリ認知行動療法なのです。
特に心理療法ハッピーライフの認知行動療法は多くの困っていない人たちは論理的にこのように考えているという事を6つの洞察力などの勉強をして頂き、結果として多くの困っていない人たちと同じような考え方になって頂く事で結果的に治っています。
原因 → 結果
結果の前には必ず原因があります。
神経症は、
考え方 → 症状
という事になりますから考え方を多くの困っていない人たちと同じような論理的に考えられるように訓練をすれば多くの困っていない人と同じようになれます。
ですから、症状を無くして欲しい ではなく 症状は自分の考え方の結果 という事を納得できれば楽になる道筋が見えて来ます。
大丈夫です(笑)。
最後に、神経症と思っていたり、中には神経症と診断されたりしている人の中には体の病気が原因だったという人が稀にいます。
ですから、長年医師に掛かっているのに投薬治療で症状がほとんど改善しない人や神経症という事に疑問のある人は一度、内科や婦人科など精神科、神経科、心療内科以外の医師に診てもらった方が良いと思います。
次回はうつ病に関して書きますね。
今日のブログは10月15日中にアップするつもりでしたが、10月16日になってしまいました。
ご免なさい。
心理療法ハッピーライフのセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて a@happylife.jp に無料資料請求と題名を書いて無料資料を請求して下さい。
ヤマト運輸メール便にて約50枚ほどの資料をお送り致します。
心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは1998年開業ですから11年目になります。