新入社員のA君が病院に通って治ったと言われても
2009年3月6日(金)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
今日は医者の『治った』と私の『治った』の違いを新入社員のA君B君の話を使って説明をしてみます。
http://blog.goo.ne.jp/yasuhiro_1959/d/20081011
(新入社員のA君B君のお話を読まれていない人はぜひ読んで下さい。)
今日の話はこの続編だと思って下さい。
新入社員のA君B君の話を思い出して下さい。
A君とB君が大学を卒業して一緒に会社に入り、一緒に仕事をして、一緒に失敗をして、一緒に部長に怒られました。
環境は同じなのに、A君とB君の気持ちは違います。
A君は部長に怒られて、胃が痛くなり、予期不安で、また部長に怒られるのが怖い、と感じ会社に行く事がとても憂鬱になってしまいました。
しかし、B君は部長に怒られる事は嫌だけれども怒られる事も給料の一部と考えてそんなに苦にしません。
そして、A君は鬱が出てとても辛いし周りの人の勧めもあり心療内科に行きます。
するとA君は医師に鬱病と診断されました。
そして、医師の勧めと会社との話し合いで会社を半年間休職する事になりました。
A君はこの半年間とてもまじめに医師の言う事を聞き投薬治療を続けました。
そのお陰で、最近は鬱をほとんど感じなくなり、医師は『治った』と言ってくれました。
そして、会社に復帰をしましたが、一年後には鬱病が再発してしまいました。
上記はよく聞くケースです。
或る会社の人事担当者は
「鬱病の休職者は医者が大丈夫と言って会社復帰してもほとんど再発しますよ。」
と実際に話されました。
先月放送されました『NHK特集』の中で英国の認知行動療法が紹介されていましたが、この番組内の認知行動療法のセラピストはクライエントの『悲観的な思考パターン』を修正する事を目指しています。
しかし、医師は『症状』をなくす事を目指しています。
これが、今日のテーマの、医者の『治った』と私の『治った』の違い、の結論になります。
医者の見方からしたら、新入社員のA君は投薬治療で確かに鬱がなくなり結果的には『治った』のですが、思考パターン(原因の考え方、認知の方法、人生哲学)はそのまま全く変わっていません。
ですから、多くの場合は時間の問題で日常のストレスに耐えかねて再発してしまうのです。
私(認知行動療法)は鬱病の原因のA君の思考パターン(原因の考え方、認知の方法、人生哲学)をB君のように鬱病にならない思考パターン(原因の考え方、認知の方法、人生哲学)に修正して頂き、結果として鬱がなくなって(注、新しい思考パターンが定着するまで観察は必要)ストレスの感じ方も大幅に軽減して、初めてもう大丈夫だろうと判断します。
(注、病気が治ったと判断するのはあくまでも医師ですから、大丈夫だろうと判断しますと敢えて書きました。)
今日の私の結論です。
結果の症状がなくなるだけでは再発の可能性が高いし、再発しなくてもストレス耐性は同じですから、本人は無理を続ける事になりますから以前と同じ辛いままです。
原因の思考パターン(原因の考え方、認知の方法、人生哲学)自体を困らない人たちの思考パターン(原因の考え方、認知の方法、人生哲学)を受け取って頂いて、初めてストレスの少ない、人生を楽に楽しく生きられる人になれます。
ご意見、ご感想を
a@happylife.jp
にお気軽にお願い致します。
私は世の中の精神疾患に関しての「社会意識」を修正して行きたいと思っています。
明日は新しい内容で書く予定です。
「無料資料」の請求方法
心理療法ハッピーライフの認知行動療法のセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて
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に無料資料請求と題名を書いて無料資料を請求して下さい。
心理療法という言葉が気になるという人が或る程度いらっしゃいますので個人名(矢野裕洋)でお送り致します。
電話番号はまれにある配達先不明の場合に必要ですからお伺いしております。
こちらから配達先不明の場合以外にお電話をする事はありません。
ヤマト運輸メール便にて約50枚ほどの資料を無料でお送り致します。
心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは1998年開業ですから12年目になります。
2009年3月6日(金)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
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そして、会社に復帰をしましたが、一年後には鬱病が再発してしまいました。
上記はよく聞くケースです。
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と実際に話されました。
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しかし、医師は『症状』をなくす事を目指しています。
これが、今日のテーマの、医者の『治った』と私の『治った』の違い、の結論になります。
医者の見方からしたら、新入社員のA君は投薬治療で確かに鬱がなくなり結果的には『治った』のですが、思考パターン(原因の考え方、認知の方法、人生哲学)はそのまま全く変わっていません。
ですから、多くの場合は時間の問題で日常のストレスに耐えかねて再発してしまうのです。
私(認知行動療法)は鬱病の原因のA君の思考パターン(原因の考え方、認知の方法、人生哲学)をB君のように鬱病にならない思考パターン(原因の考え方、認知の方法、人生哲学)に修正して頂き、結果として鬱がなくなって(注、新しい思考パターンが定着するまで観察は必要)ストレスの感じ方も大幅に軽減して、初めてもう大丈夫だろうと判断します。
(注、病気が治ったと判断するのはあくまでも医師ですから、大丈夫だろうと判断しますと敢えて書きました。)
今日の私の結論です。
結果の症状がなくなるだけでは再発の可能性が高いし、再発しなくてもストレス耐性は同じですから、本人は無理を続ける事になりますから以前と同じ辛いままです。
原因の思考パターン(原因の考え方、認知の方法、人生哲学)自体を困らない人たちの思考パターン(原因の考え方、認知の方法、人生哲学)を受け取って頂いて、初めてストレスの少ない、人生を楽に楽しく生きられる人になれます。
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