人のせいにする人たちが増えて来ました。
2009年3月17日(火)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋
今日のお話は、昨日書きました『郷に入らずんば郷に従え』の関連です。
3/15日の日曜日に放送されました「たかじんのそこまで言って委員会」で話された内容ですが、
「不景気で働く場所が少なくなったのは国や企業など社会の責任は確かにあるが、働く側の心構えにも問題があるのではないか。不景気でも人を必要としている所は必要としているが、或る養豚場で派遣切りにあった若者を3人雇ったが一人はその日に臭いからと言って辞め、もう一人は3日後に辞めた。残った一人はがんばって一ヶ月以上働いてくれたので仕事を任せようとしたら責任を持たされるのは嫌だと言って辞めた。」
という話が(記憶だけで書いていますから違っていましたらお許し下さい)ありました。
以前、このブログで引用させて頂きました
『中嶋聡さんの、心の傷は言ったもん勝ち、新潮新書』
にも似たような意味合いの話があったと思いますが、
以前(20年以上前)だったら自分が周りに合わせなければいけないという考え方をしたのに、近年は、
「周りの人が自分を受け入れないのが悪い」
「周りの人たちの優しさが足りない」
など、人のせいにする人たちが増えて来ていると思います。
例えば、明らかに仕事の能率が悪いので注意をしたら「自分なりに一生懸命がんばっているのそんな事を言うのはパワーハラスメントだ」と言ったりするのです。
お分かりだと思いますが「自分なりに」でなく「人並み」でなければ少なくとも会社は困るのですが、自分を周りに合わせる事をしないで、何事に関しても自己正当化をする人たちです。
もちろん、理由としては十分な洞察力がないから自分や自分の置かれている環境を客観的に見る事が出来ていない、
自分や自分の置かれている環境を客観的に見る事が出来ていないから、精神的に保身をする為に、極端な自己正当化をする
など理由は考えられますが、もう一つの理由は優しい人たちが増えて来ているからではないかと私は思っています。
微妙な話ですから一部だけ読んで誤解をしないで欲しいのですが、
上記の「たかじんのそこまで言って委員会」の養豚場の話は、派遣切りされた人たちは弱者で社会的に保護しなければいけないという話と確かに派遣切りされた人たちは弱者で社会的に保護しなければいけないけれども本人達の心構えにも問題があるのではないかという話で出て来た内容です。
昨日書きました『郷に入らずんば郷に従え』のお話の通り、
この郷は今の世界です。
あなたはこの今の世界で生きるしかないのですから、『郷に入らずんば郷に従え』、今の世界に適応している「多くの困っていない人たち」を見習うしか道はないのです。
しかし、最近は優しい人たちが増えて来ました。
「一番にならなくてもオンリーワンになれば良い」
数年前の歌ですが、私の子供の頃や青年期には考えられない事です。
運動会を例にとっても一着から三着には賞品が、勿論順位によっての優劣の付いた賞品が出ました。
三着に入れなかった子には何も出ません。
三着に入れなかった子を誰もなぐさめません。
悔しいと思って上を目指す「向上心」がないと人生は生きられません、という教育だったと思います。
私の専門分野の対人緊張症や神経症、うつ病のケアに関しても「より良い人生にしてやる」という「向上心」が必要なのです。
派遣切りされた労働者などに
「君は悪くないよ。悪いのは社会だ。」
と甘やかす人たちがいれば人によっては心地良く思うでしょう。
「自分は悪くはない。悪いのは国や企業や社会だ。」
と思えば自分は何の非もないのですからその場は楽で心地良いかも知れません。
しかし、一生という長い目で見たらどうでしょうか?
私は、「自分は悪くはない。悪いのは国や企業や社会だ。」と一時は思っても良いと思いますが、今の社会で生きるしかないのですから、頭を使って汗をかいて自分がこの社会により適合できるようにスキルを磨かなければ辛い人生のままだと思います。
対人緊張症や神経症、うつ病は医師の言うとおり、日常生活が出来ない状態なのですから病気でも良いと思います。
しかし、何度も書いていますが、通常の体の病気とは大きく違います。
思考パターン(考え方、認知の方法、人生哲学)が大きく関わっているのです。
対人緊張症や神経症、うつ病の人たちが悪いとは思っていません。
素質の問題も十分有ります。
私が今日言いたい事は、
「対人緊張症や神経症、うつ病は病気だから仕方がない」
「病気が悪い」
「自分は全く悪くない」
「悪いのは治してくれない医者やセラピスト、カウンセラーだ」
では一生辛いままです。
あなたがあなたの思考パターン(考え方、認知の方法、人生哲学)をこの世の中の多くの困っていない人たちに合わせに行く努力をしなければ本当の解決はしません。
逆に、あなたの思考パターン(考え方、認知の方法、人生哲学)をこの世の中の多くの困っていない人たちに合わせられたら、この世界は楽で楽しい世界に変わります。
という事です。
ご質問、ご意見、ご感想を
a@happylife.jp
にお気軽にお願い致します。
私は世の中の精神疾患に関しての「社会意識」を修正して行きたいと思っています。
明日は新しい内容で書く予定です。
「無料資料」の請求方法
心理療法ハッピーライフの認知行動療法のセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて
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心理療法という言葉が気になるという人が或る程度いらっしゃいますので個人名(矢野裕洋)でお送り致します。
電話番号はまれにある配達先不明の場合に必要ですからお伺いしております。
こちらから配達先不明の場合以外にお電話をする事はありません。
ヤマト運輸メール便にて約50枚ほどの資料を無料でお送り致します。
心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは1998年開業ですから12年目になります。
2009年3月17日(火)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋
今日のお話は、昨日書きました『郷に入らずんば郷に従え』の関連です。
3/15日の日曜日に放送されました「たかじんのそこまで言って委員会」で話された内容ですが、
「不景気で働く場所が少なくなったのは国や企業など社会の責任は確かにあるが、働く側の心構えにも問題があるのではないか。不景気でも人を必要としている所は必要としているが、或る養豚場で派遣切りにあった若者を3人雇ったが一人はその日に臭いからと言って辞め、もう一人は3日後に辞めた。残った一人はがんばって一ヶ月以上働いてくれたので仕事を任せようとしたら責任を持たされるのは嫌だと言って辞めた。」
という話が(記憶だけで書いていますから違っていましたらお許し下さい)ありました。
以前、このブログで引用させて頂きました
『中嶋聡さんの、心の傷は言ったもん勝ち、新潮新書』
にも似たような意味合いの話があったと思いますが、
以前(20年以上前)だったら自分が周りに合わせなければいけないという考え方をしたのに、近年は、
「周りの人が自分を受け入れないのが悪い」
「周りの人たちの優しさが足りない」
など、人のせいにする人たちが増えて来ていると思います。
例えば、明らかに仕事の能率が悪いので注意をしたら「自分なりに一生懸命がんばっているのそんな事を言うのはパワーハラスメントだ」と言ったりするのです。
お分かりだと思いますが「自分なりに」でなく「人並み」でなければ少なくとも会社は困るのですが、自分を周りに合わせる事をしないで、何事に関しても自己正当化をする人たちです。
もちろん、理由としては十分な洞察力がないから自分や自分の置かれている環境を客観的に見る事が出来ていない、
自分や自分の置かれている環境を客観的に見る事が出来ていないから、精神的に保身をする為に、極端な自己正当化をする
など理由は考えられますが、もう一つの理由は優しい人たちが増えて来ているからではないかと私は思っています。
微妙な話ですから一部だけ読んで誤解をしないで欲しいのですが、
上記の「たかじんのそこまで言って委員会」の養豚場の話は、派遣切りされた人たちは弱者で社会的に保護しなければいけないという話と確かに派遣切りされた人たちは弱者で社会的に保護しなければいけないけれども本人達の心構えにも問題があるのではないかという話で出て来た内容です。
昨日書きました『郷に入らずんば郷に従え』のお話の通り、
この郷は今の世界です。
あなたはこの今の世界で生きるしかないのですから、『郷に入らずんば郷に従え』、今の世界に適応している「多くの困っていない人たち」を見習うしか道はないのです。
しかし、最近は優しい人たちが増えて来ました。
「一番にならなくてもオンリーワンになれば良い」
数年前の歌ですが、私の子供の頃や青年期には考えられない事です。
運動会を例にとっても一着から三着には賞品が、勿論順位によっての優劣の付いた賞品が出ました。
三着に入れなかった子には何も出ません。
三着に入れなかった子を誰もなぐさめません。
悔しいと思って上を目指す「向上心」がないと人生は生きられません、という教育だったと思います。
私の専門分野の対人緊張症や神経症、うつ病のケアに関しても「より良い人生にしてやる」という「向上心」が必要なのです。
派遣切りされた労働者などに
「君は悪くないよ。悪いのは社会だ。」
と甘やかす人たちがいれば人によっては心地良く思うでしょう。
「自分は悪くはない。悪いのは国や企業や社会だ。」
と思えば自分は何の非もないのですからその場は楽で心地良いかも知れません。
しかし、一生という長い目で見たらどうでしょうか?
私は、「自分は悪くはない。悪いのは国や企業や社会だ。」と一時は思っても良いと思いますが、今の社会で生きるしかないのですから、頭を使って汗をかいて自分がこの社会により適合できるようにスキルを磨かなければ辛い人生のままだと思います。
対人緊張症や神経症、うつ病は医師の言うとおり、日常生活が出来ない状態なのですから病気でも良いと思います。
しかし、何度も書いていますが、通常の体の病気とは大きく違います。
思考パターン(考え方、認知の方法、人生哲学)が大きく関わっているのです。
対人緊張症や神経症、うつ病の人たちが悪いとは思っていません。
素質の問題も十分有ります。
私が今日言いたい事は、
「対人緊張症や神経症、うつ病は病気だから仕方がない」
「病気が悪い」
「自分は全く悪くない」
「悪いのは治してくれない医者やセラピスト、カウンセラーだ」
では一生辛いままです。
あなたがあなたの思考パターン(考え方、認知の方法、人生哲学)をこの世の中の多くの困っていない人たちに合わせに行く努力をしなければ本当の解決はしません。
逆に、あなたの思考パターン(考え方、認知の方法、人生哲学)をこの世の中の多くの困っていない人たちに合わせられたら、この世界は楽で楽しい世界に変わります。
という事です。
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