メリークリスマス! っつても教徒でもないから、ガキどもに玩具を与えてイベントはそそくさと終了。
そしてワクワクの年末がやってきました。
この時期は何かと、なにかを作りたくなります。
自家製かまぼこ、蘭の栽培や水草水槽、ヌカ漬けなどいろいろとチャレンジしてきたが、俺はどうやら「育てるもん」がすきなようで。
であるならば、そろそろ究極の育成に挑戦してみようと思います。
のむと気持ちが良くなるアレを作ってみましょうか。
大麻? いや、それはそれで嫌いではないが、もう少しお手軽なほうを。
うん、酒。 日本酒。
微生物を育て、操り、神様にもっとも親しいドリンクを自作してみようと思うのです。
地酒ならぬ「自酒」造りにチャレンジです。
まぁ、沖縄でも冬の気温は20度以下になるので、酒造はなんとかできるはず。
しかし酒はつくるだけならサルでもできるんですが、うまい酒をつくるとなると、その先には果てしない知恵と工夫の海がひろがっています。
なのでまずは、知識をつけるために専門書を読みあさります。
酒造の海へ、ひとり乗りのボートを漕ぎ出します。

ワタクシの専門書(笑)によると、酒の製造工程は
精米・磨き
洗米
浸漬
蒸米
製麹
酒母造り・もと立て
仕込み
上槽・圧搾
滓引き
濾過
火入れ
貯蔵・貯蔵熟成
調合
濾過・火入れ
瓶詰
・・・うわぁ、大変。
で、たいへんなのは法律もですよ。
日本には世界的にも珍しい法律があって、アルコール1%以上の飲み物を作っちゃだめなんだとか。
なんか戦争の頃、税金で戦費調達をした際の酒税法が生きてるらしいんです。
よい子は海外で作るか、もしくは水で薄めるなどして1%を超えないようするか、塩を5%投入すればよい・・・・て書いてあるけど、するもんですかそんなもん。
しょっぱい酒なんか飲めますかっての。海水より塩からいし。
でも税務署ねぇ・・。あまり敵に回したくはないので、こういうことにしときましょう。
今回やろうとしているのは、正月に年神様にお供えするためのお神酒造りなんですヨ。
だから、神事。
ワタクシはお正月に「ちょっとだけ」お裾分けをいただければこれ幸い。
神事ゆえ失敗したら困るでしょ、だからすこし多めに(8リットルほど)仕込むのです。
こういう法解釈が通用するかは顧問税理士のT氏に相談するとして、何だかややこしい工程みたいなのでとりあえず備忘のために記録していこうと思いたったことなのです、はい。
、