谷川浩司さん紫綬褒章受章記念の駒

次の日曜日１９日は、神戸で谷川さん紫綬褒章お祝いの会。
小生も出席し、お祝いします。

映像は、そのお祝いの会で披露される「谷川浩司書」の駒です。
今、日本将棋連盟(関西）ホームページにその写真が掲載されています。

「谷川浩司書」の駒の制作は、何年かぶり。
先日、将棋会館で直接お渡ししてきました。
「谷川浩司書」の駒は、これまでに１０組しています。

最初の駒は、平成８年。
「私の文字で駒が出来ないか」ということでした。
「王将位」を手放して、半年が過ぎたころです。
「勿論作れます。作ります。駒の文字は自由な大きさで自由に書いてください。一通りでなく同じものを５通りか６通りぐらい。それを見て文字の特徴をつかみ、駒に合う大きさと格好に私がアレンジします・・」。

半年後、「谷川浩司書」の駒は出来上がりました。
そのことを伝え「どちらにお持ちしましょうか」。
すると、谷川さんは「それは私が依頼したものだから、こちらから受け取りにあがります」。
これには大恐縮。
谷川さんの人となりを改めて知りました。

この駒については、谷川著「復活」（毎日新聞社）に詳しく述べられています。
「この駒で日頃研鑽し、自分の将棋を取り戻したい」という谷川さんの気持ちも後で知りました。

この時の駒とは別に、密かに追っかけて制作していた駒がありました。
もう一度タイトルを獲得されるであろう。
その時に。
これは「至龍の駒」と名付けて、その年の竜王就位式で贈呈させていただいた。

あれから１９年。
この間に１０組。
「谷川浩司書」は、ご本人の意思と許可に基づいて作る特別な駒。
コピー品を作ることは、お控えください。

無双

４月１６日(木)、晴れ。

黄砂。
今日は夕方まで晴れるとか。
気温も高く広域で晴れ晴れとか。
身も心もウキウキ晴れそうです。

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昨日の盛り上げ。
「無双」の歩兵など２０枚余り。