熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
残部僅少、注文受付中。

福井市立美術館

2021-04-21 05:59:06 | 文章

4月21日(水)、晴れ。
朝から陽光。全国的に安定した晴れ。そして夏日。
朝から盛上げ仕事中心でした。

ところで「将棋馬日記」には、秀吉、家康の時代、水無瀬家で13年間に、トータル735組の将棋駒が作られたことが記されているのですが、現在はそのほとんどが失われていて、今、それが確認できるのは、わずかに数組。
しかし、400年以上経った現在において、10組近いものが残っているのは、735組と多く作られたことに加え、おおいに大切にされていた証だと思います。
しかしながらそれらの駒は「駒日記」記載の中で、特定することは難しいのですが、唯一特定できるものが象牙の駒。それは「なんでも鑑定団」に出された「慶長3年、道休(足利義昭)に渡った小将棋駒」です。
この駒は、いつもは福井市立歴史博物館に寄託されているのですが、なんでも今の時期、福井県立美術館にて近々、展示されるということです。興味ある方は美術館に問い合わせの上、見に行かれるのが良いでしょう。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ウオーミングアップ | トップ | 象牙の小将棋駒 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

文章」カテゴリの最新記事