6月26日(金)、小雨。
音もなく雨。
梅雨空に戻りました。
ーーーー
別のある方との電話のなかの会話。
「木村駒の錆漆は、なぜ黄土色なのか」。
答えは単純「砥粉に較べ、漆の量が少なすぎる」からではないでしょうか。
普通、錆漆には生漆を使います。
生漆は空気に触れるとだんだん黒くなって、10分ほどで茶黒く、黒に近い色に変化します。
だが、漆の割合が少ないと砥粉の色が勝つ訳ですね。
それに、素早く塗り込むと、砥粉の色が残ります。
しかしその場合は、最初に塗り込んだのと、後から塗り込んだモノとでは色が変わってしまうので問題です。
なので、良く練り合わせてから塗り込むのですが、その時は、全体が均一に黒っぽくなっています。
木村作の駒の漆が飛びやすいのも、使う漆が少なすぎ。
それでは本来の漆が持っている強い接着力がでないのですね。
恐らくは、2倍か3倍もっとたっぷり使えば、良かったと思うのです。
ーーーー
只今、チョッと小型の駒の製作中。
彫り埋めでなく、盛り上げでもなく、簡便な彫り駒にしようかと思っています。
これに合わせて、専用の盤も、準備中。
音もなく雨。
梅雨空に戻りました。
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別のある方との電話のなかの会話。
「木村駒の錆漆は、なぜ黄土色なのか」。
答えは単純「砥粉に較べ、漆の量が少なすぎる」からではないでしょうか。
普通、錆漆には生漆を使います。
生漆は空気に触れるとだんだん黒くなって、10分ほどで茶黒く、黒に近い色に変化します。
だが、漆の割合が少ないと砥粉の色が勝つ訳ですね。
それに、素早く塗り込むと、砥粉の色が残ります。
しかしその場合は、最初に塗り込んだのと、後から塗り込んだモノとでは色が変わってしまうので問題です。
なので、良く練り合わせてから塗り込むのですが、その時は、全体が均一に黒っぽくなっています。
木村作の駒の漆が飛びやすいのも、使う漆が少なすぎ。
それでは本来の漆が持っている強い接着力がでないのですね。
恐らくは、2倍か3倍もっとたっぷり使えば、良かったと思うのです。
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只今、チョッと小型の駒の製作中。
彫り埋めでなく、盛り上げでもなく、簡便な彫り駒にしようかと思っています。
これに合わせて、専用の盤も、準備中。