熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
残部僅少、注文受付中。

今日の1日

2025-01-10 17:12:02 | 文章

1月10日(金)、雪のち曇り。
今日も一日中の寒空。
雪がチラついていました。
午後から、お二人来訪者がこられる予定でした。しかし雪のため後日に延期。
その午後。予期せぬ玄関から「ピンポーン」。

どなたかな、と思って玄関に出ると、若い人。
「用件は?」と尋ねたところ、「駒が見たい」とのこと。
「どんな駒をご覧になりたいのですか?」と尋ねると「熊澤さんが作った盛り上げ駒が見たい」とのことです。
「そうですか。でも、出来上がった駒は基本的にここには置いていないのですよ。事前にご連絡をいただくと準備できるのですが。でも、とにかくどうぞ」と招き入れようとしたところ、「車に、叔母さんと従妹が」ということで、来訪者は3人になりました。

聞けば、17歳。とにかく若い。

現在はアメリカから帰ってきて、またアメリカに戻るのだそうです。
「そうですか」と言いながら、たまたま置いてあった駒、2組を見てもらいながら「17歳。若いことは良いことですね」と、暫し会話。

本当に、若いことはいいことです。
こんな若い方の訪問は珍しいこと。

「駒は、手に取って見てください。そうでないと、駒の良さが分からないので」などと言いながら、1時間ばかり駒の話。

「6月ごろに、木津川市在住の叔母さんのところに、また来る」とのことで、夕刻に至りました。
「そうですか。その時は、事前に連絡くださいね」と。

今日は、これにて1日が過ぎました。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 蒔絵の将棋盤と象牙駒 | トップ | 結果は明日 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (権兵衛)
2025-01-12 19:21:05
いただいた雛駒を毎日愛用しています。漆が少し赤みを帯びてきました。この変化は嫌ではありませんが、漆は黒色から赤く変化するものなのですか、漆の性質について教えてください。
返信する
Unknown (くまざわです)
2025-01-13 08:49:23
文字の漆が、黒から少し茶色みを帯びてきた。ということですね。
文字に使う漆は、黒だけを使う場合と、黒に透き漆と言って茶色みの漆を混ぜて使う場合があります。
どちらかにするかは、その時の気分と言いますか、特に決めてはおりませんが、透き漆を混ぜた黒は、時間が経つにつれて、経年変化で、少し透き通るような感じになります。
その変化は、透き漆の割合で微妙で、お持ちの雛駒は、透き漆を混ぜて書き上げたものと思います。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

文章」カテゴリの最新記事