熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
残部僅少、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

将棋栄誉賞のお祝い

2009-09-06 07:04:34 | 文章
9月6日(日)、晴れ。

久しぶりに真っ青な空。見渡す限り雲は在りません。
昨日は、小林健二九段の「将棋栄誉賞のお祝い会」に出席しました。

当日は奨励会の対局日で、一門のお弟子さんたちの「激励」も兼ねているため、少し遅い時間のスタートでありました。

祝賀会は、小林九段教室の生徒さんたちが先生をお祝いしようと、日ごろ先生と親しくお付き合いされている人々に集まっていただこうということで開かれました。

冒頭は、小林九段のスピーチ。
板谷進師匠の入門を許されて、故郷・香川を後にした頃のこと。
板谷先生の将棋への直向な生き方。それに大きく影響を受けたこと。
棋風を居飛車から振飛車に変えた時の心境。板谷先生が突然亡くなった時のこと。
A級に上ったこと。やがて、A級から脱落した頃のことを「経験で将棋を指すようになってしまっていた」と、当時の自分を厳しく吐露されていたのが印象に残りました。
それに気が付いて、これではいけないと真摯な心で将棋に取り組んでおられる心境も語られ、まだまだ頑張ってもらわねばと思いました。

会半ばの頃、突然スピーチを指名されたので思いつくままに、昭和53年に始まった大阪上六の「近鉄近鉄将棋まつりの会場で、新進気鋭の小林健二四段(五段かも)に初めてお会いしたときのことや、そのとき、やがて奥様となられる映子さんが、将棋まつりのスタッフとして居られた事などの裏話をお話しました。

この続きは、いずれ。
今から、仕事です。午後は奈良の三郷町へ行き、ある方とお会いします。
では、また。

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円い月でした

2009-09-05 06:10:34 | 作品
9月5日(土)、晴れ。

昨夜、3日ほど前に面取りし直した以前に作った駒を、写真に撮ってふと気が付くと、南の空に明るい円い月がぽっかり浮かんでいました。

今日は、奈良である方と会う約束になったので、一旦9時過ぎに出かけます。
話のキーワードは、平城遷都・世界遺産・春日大社ともう1つ。
出かける前の2時間と、帰ってからの数時間は、もちろん仕事です。

15時過ぎには大阪に出かけます。
ルートは木津から昔の片町線(新しい名前は確か、学究都市線?)経由で、新しい駅「大阪城北詰駅」まで行くのが便利なようです。

中身の薄い記述になりましたが、これから朝食をして、仕事に取り掛かります。

では、また。

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この間の駒

2009-09-04 19:35:44 | 作品
9月4日(金)、曇り。

今日は、蒸し暑さがブリ返してきました。
朝からワープロを叩いて一通の文書を作ろうと、奈良のあちこち8~9人に何度も電話をかけまくり、仕事らしい仕事は少しだけ、そんな一日でした。

昨日は、春日大社に行くついでに写真屋に寄って、3日前に撮影した展示会パンフレット用の現像済み写真フイルムを取りに行きました。
10月下旬から11月にかけて、奈良の工芸作家たちと開くグループ展に使うものですが、ブロニーフイルムのフイルムを現像に出したのは久しぶり。とに角「近代将棋」が休刊になって以来、2年ぶりなので、フイルムの入れ方を忘れるほどでした。

その「近代将棋」。
最近では話題になることもありませんが、その後、どうなんでしょうか。


明日は、午後から大阪へ出ます。
夜に小林健二先生の「将棋栄誉賞・受賞祝賀会」があります。
その前に、大阪城に近い「太閤園」で開かれている「リアルジャパン」という漆の展示会に行きます。

「リアルジャパン」は、次の通りです。
福井、石川、京都の漆職人の匠の技を結集させた漆製品ブランド「REAL JAPAN(リアル・ジャパン)」の展示発表会。一流の漆職人と国内外のデザイナーが連携して制作した作品約100点を一堂に紹介している。
リアル・ジャパンは、日本全体を一つの漆工芸産地ととらえブランド化に取組もうと、鯖江市内の漆器店三社がスタートさせたプロジェクト。
卓越した技術を有する県内をはじめ全国の漆職人のネットワークを構築し、本格的な漆器の企画開発製造を行っている。
越前漆器をはじめ輪島、山中、京都の各漆器産地に今年から若狭塗りを加えた5産地の職人18人が、福井、静岡、ドイツのデザイナー3人のアイデアを作品化した。

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遷都1300年

2009-09-03 06:11:15 | 文章
9月3日(木)、曇り。

空一面に村雲。朝から青空は見えておりません。
気温は24度。風は少し肌寒いような気配です。

午前中は仕事。午後はある方と一緒に所用で春日大社へ行きます。
当地、加茂は行政の線引きでは京都府ですが、地理的歴史的には奈良との関係が深いところです。
それに以前、郡山に住んでいたこともあって、奈良に知人も多く、一寸した買い物や食事は、奈良に行くことが多いです。
春日大社へは7年くらい前から堀井先生を囲む「歴史サロン」に参加するために時々行くのですが、今日は別の用件です。

奇遇なことに、花山院(かさぬい)宮司は、水無瀬神宮の水無瀬宮司とは、お母さんが姉妹の従兄弟同士です。
春日大社の宮司は、代々藤原家ゆかりの方が務められています。
前宮司がお亡くなりになって、新宮司として今春、着任されました。
今日、初めてお会いするのが楽しみです。
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月齢12日

2009-09-02 01:45:18 | 文章
9月2日(水)、晴れ。

今、南から少し西に移動したラグビーボールの様な明るい月が浮かんでいます。
月齢は12日くらいでしょうか。

例によって、NHKテレビを見ていたら「漫才師・宮川大介の父母と兄弟」をテーマにした番組でした。

昭和14~5年の頃。若い父が一人、新天地を求めて今の北朝鮮に渡った。
運良く満州鉄道に就職でき、満鉄の月給は当時、学校の先生の3倍ほどで、高給を出すいい会社だったそうだ。
妻と2歳の長女を日本から呼び寄せて、それから次々と姉や兄が生まれて、希望の日々が続いた。宮川大介さんは生まれる前の知らなかった話である。
その知らなかったことを、同じ山道を辿って非難行を体験した人たちの話や、満鉄関係者の話が、このドキュメンタリーに深みをつけている。

昭和20年8月9日の夜。
それまで中立条約を結んでいたソ連の爆撃機が、一方的に条約を反故にして、突然襲来。
このことは、年配の人から聞いたりして小生も聞いて知っている。日本人の多くがソ連を信用しないのは、これがあったからである。

当時、5万人居た日本人には、政府から避難命令が出て6~70キロ余り離れた町に徒歩で避難を開始することになった。という話から始まるドキュメンタリードラマ仕立て。
乳飲み子を含め2歳から8歳を含む家族6人の避難民のやっとこさの逃避行に、思わず見入ってしまった。
大介さんより少し年上の小生も知らない、終戦前後の実話なのである。

続いて市毛良枝さんの祖父と父母の家族の話。
そしてもう1つ、満州で大きな時計店を営んでいた大柴ルーさんの祖父と父母の話が続いたが、特に宮川大介さんの父母や姉兄が体験した話は、当時の日本人が体験した壮絶な歴史でもある。

当時の混乱期を生きた人々。
あれから64年。その人たちは、だんだん少なくなってしまった。

今の日本人みんなに見てもらいたいと思う。

では、また。




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防災の日

2009-09-01 01:46:07 | 文章
9月1日(火)、曇りか。

眼が覚めて、点けっぱなしだったNHKテレビを何気なく見ていたら、本当に眼が覚めたので、ブログの更新をしています。

昨日は、出来上がった駒がこの日中に発送できるまでになって、台風の影響で曇って涼しかったので、半分残していた庭の草引きを、朝から14時頃までボツボツこなしました。

草引きをすると指先を使うので、その後は細かな仕事は出来ません。
何をしようかなと思っていると、丁度、電話があって「今から行きたい」ということで、18時まで、コーヒーを飲みながら、残りを過ごしました。

ところで、今日9月1日は「防災の日」。
確か、80何年か前の「関東大震災」と、台風が良く来襲する頃の「二百十日」ということで、この日が「防災の日」となったように記憶していますが、近年は局地的な集中豪雨による洪水と、竜巻の恐ろしさも加わるようになりました。

世の中は、いろいろな面で住みにくい昨今です。
災害では自衛のための知恵や一瞬の判断と行動で、命まで左右しかねないと肝に銘じなければいけませんが、せめて、政治だけはこれより悪くならないことを期待して、日本のために新政権が何をどのようにしてくれるのかを注視しています。

無駄使いと、天下りを太らせる資金源も多い、この間の「補正予算」。
政権が変われば「先ずは凍結」することらしいので、それはいいことだ期待しています。

寝ます。ではまた。


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駒の写真集

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