当館の学芸員さんが、自宅の桐の花を大きな枝ごと届けてくれた。甘く深淵な芳香につつまれていると、遥か万葉の世界にたゆたうような気分になってくる。 紫色を匂いで表現するなら、まさにこの幽玄な香りになるだろうと思う。 さっそく玄関先に活ける。何処からやってくるのか、次の日は10匹ほどの蜜蜂がかわるがわる花粉に集まってくる。いったいどうやってここを見つけるのか・・・・僅か10ミリほどの蜜蜂のその嗅覚に驚きです。
当館の学芸員さんが、自宅の桐の花を大きな枝ごと届けてくれた。甘く深淵な芳香につつまれていると、遥か万葉の世界にたゆたうような気分になってくる。 紫色を匂いで表現するなら、まさにこの幽玄な香りになるだろうと思う。 さっそく玄関先に活ける。何処からやってくるのか、次の日は10匹ほどの蜜蜂がかわるがわる花粉に集まってくる。いったいどうやってここを見つけるのか・・・・僅か10ミリほどの蜜蜂のその嗅覚に驚きです。