ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

守るべきもの

2007-05-02 15:18:20 | 日記・エッセイ・コラム

明日、3日は憲法記念日。

憲法改正について直接国民に問う法案が
いづれ可決されるだろう。

「集団的自衛権」が改正の中心になるが
日本のイージス艦の上を飛び越えて
米国の艦隊を攻撃しているミサイルを
〈憲法に禁じられているから〉という理由で
只、黙って見上げていたら
その結果どうなるだろうか・・・。

60年間の平和が憲法によって守られてきたと言うが
それは少し間違ってはいないだろうか。
実は憲法に守られてきたのではなく
国民が憲法を守ってきたことの結果である。
戦争を憎み、平和を望む国民の強い意思の
お蔭なのである。

思い切って解りやすく改正してしまうか
あるいは現行のまま、解釈を拡大させることに
了承・確認するか・・・
しかしそれも何処までが拡大解釈として認められるか
問題もある。

ともあれ幾つかの方法はあるかと思うが
かたくなに憲法の条文を守る事に汲々としていたら
やがては、何もかも失うことにもなりかねない。

   
 憲法記念日に寄せて