ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

立春大吉

2011-02-03 16:15:37 | 日記・エッセイ・コラム

立春にふさわしく
朝から暖かく三月並みの陽気、
買ったばかりの石油ストーブも今日は用無し。

「やいかがし」を作るために目ざしを焼く。
ヒイラギの枝にイワシの頭を刺し、勝手口の柱に飾る。
悪魔よけである。
目ざしの身はほぐして姫たちのおやつ。

午後四時、日が西に傾いたので
人の通らないのを見計らって往来へ豆をまく。
 福は内! 鬼は外!
「アナウンサーでもやったことある?」
と、称賛されたほど
かつてはもっと透きとおったテノールであったが
この頃は森進一のようなダミ声になってしまった。
・・・・・・・「オフグロサンヨ、 フグハウヂ」

    お浸しにと呉れし花菜を壷に挿す


パスタの鉄人

2011-02-03 00:34:58 | 日記・エッセイ・コラム

仲良し姉妹でもときどき喧嘩することがある。
お互いの鼻を寄せあって
コミニュケーションでも深めているのかと思えば
とつぜん、ロクサーヌが手を出す。
ギャア!と悲鳴をあげシロが逃げる。

やられるのはいつも姉さんシロで
黒猫の方が気性が荒いようだ。

そして数日後には獣医さんのお出ましとなる。
爪のあとが化膿し、
注射と軟膏でハイ、4000円。
それでもこの頃少し安くしてくれるようなった(お得意様サービス?)

昼は学芸員さんにパスタ・ポモドーロを作ってやる。
昨年、お隣りから戴いた自家製トマトソースをたっぷり使って。
これがまあ!シンプルではあるが実に美味しく出来上がった。

超大盛りをいっきに平らげて「はい、ごちそうさまでした」
それだけ・・・!?
せめてパスタの鉄人と褒めてくれてもいいんじゃなーい。

午後は妻の対抗心に火がついたようで
稲荷寿しを作ってやると大量の油揚げを煮始めた。
                                2月2日