山陰から松葉蟹が届き
とある詩人から沢山のうどんを戴いたので
昨夜は蟹しゃぶとなる。
あらたまって嫌いというほどのことではないが
格別食べたいとは思わないものの一つに蟹がある。
蟹をたべたあとは決まって体がだるくなる。
前世でなにか蟹とトラブルでもあったか、
あるいは平家一族の怨みが
ぼくの体の中で炎えあがるのか・・・
べきべきと脚を折るあの音も
蟹は苦手である。
ところでロシアと中国が国後島に
ナマコ養殖の合弁会社をつくる計画があるようだが
戦争という熱きに懲りてなますを吹く
日本の足元を見透かされて
なんとも えげつない。