行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

夕暮れの春紫苑(ハルジオン)

2010-06-01 22:23:11 | Weblog

ハルジオンは北アメリカ原産の帰化植物,大正の中頃に渡来しています。
よく似た草にヒメジョオンがあります。
やはり北アメリカ原産ですが,こちらは明治の初期に渡来しているようです。
いずれもキク科ムカシヨモギ属,
道端,空地など,どこにでも見られるいまや日本の代表的な雑草の花です。
ハルジオンは多年草で,その名のとおり,4月~5月ごろ咲き,
ヒメジョオンは1年草で,6月ごろから秋遅くまでと,開花時期が違います。

写真は5月下旬,夕方6時近く,
日がすっかり長くなったとはいえすでに夕刻,
風も冷たくなり,家路を急いでいました。
道端にこれぞ多年草の証し,大きく広がった茎に
たくさんの白い花を付けたハルジオンが,
暮れかけの弱い日の光に白い花が映え,とてもきれいに思えました。
夕刻になるとハルジオンは花を閉じるのでしょうか,
どの花も半分閉じているように見えます。
明日また精一杯に咲くため休むのでしょうか。

野の路のまだ暮れやまず春紫苑
コメント
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