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6月はじめ,荒れ野がオレンジ色に染まるほどに
群生して咲いていた大金鶏菊(オオキンケイギク),
6月の下旬になり,少なくなったとはいえ,
まだ野のあちらこちらに咲いています。
オオキンケイギクは北アメリカ原産のキク科宿根草で,
明治の時代に鑑賞目的で導入されています。
繁殖力がとても強く,現在は日本各地で野生化し,群生しています。
他の植物を阻害し,生態系に悪影響を及ぼす可能性があるところから,
2006年に特定外来生物に指定され,販売,栽培などは規制されました。
我が家周辺でも,5月末ごろから今年もオオキンケイギクの花が
あちらこちらの空地,野原に咲き出しました。
昨年に比べ,増えている所,少なくなったかなと思える所いろいろありますが,
いずれにしても毎年,強者の各種雑草を押しのけ花をたくさん咲かせています。
あまり強すぎて,増えすぎて邪険にされる存在になっていますが,
群生している姿,一つ一つの花はとてもきれいなものです(写真,6月5日)。
この花の群生を目にすると,夏到来という思いになります。
外来の花咲きしきり夏の来ぬ